福山市駅家町でクマ目撃相次ぐ 子グマらしき動物と体長1メートルほどのクマ

4/28(月) 18:32

福山市は、今月に入り駅家町でクマとみられる大型の野生動物が相次いで目撃されたと発表し、注意を呼び掛けています。

市によりますと、今月23日午後9時半ごろ、福山市駅家町向永谷の県道157号沿いで、町内に住む男性が子グマらしき動物が山へ走っていくのを見つけました。

また、今月27日午前5時半ごろには、福山市駅家町服部本郷で新聞配達員の男性が体長1メートルほどのクマとみられる大型動物を発見。
配達員がバイクのクラクションを鳴らすと山へ逃げたということです。

連絡を受けた市の職員が現地を確認したところ、クマの痕跡は見つかりませんでした。
目撃した配達員によりますと「地元の人は、この付近でクマが出たという話は初めてだと言っていた」ということです。
福山市では、去年5月にも山野町や芦田町でもクマの目撃情報が寄せられています。

市は「クマを見つけたらクマの動きに注意しながらゆっくりと後ろに下がって市や警察に通報してほしい」と呼び掛けています。