今年のトレンドは”白基調の透け感” 広島市内の百貨店で「ゆかた」の販売スタート 小物でアレンジも

4/29(火) 18:20

【岡野唯アナウンサー】
「気温が上がり暑くなると夏に着たくなるあれ!ほしくなりませんか?」

日本の夏の風物詩「ゆかた」。
初夏の訪れを前に広島市内のデパートでは、早くもゆかたの売り場が設けられました。

色鮮やかな今年流行の「ゆかた」約150点が取り揃えられています。

これまで定番だった紺色や古典柄の「ゆかた」に代わって、今年、主役を張るのは…
白を基調としたさわやかな色合いで、透け感のある「ゆかた」です。
個性的な幾何学(きかがく)模様や大きな花をあしらったデザインも人気となっています。

【岡野唯アナウンサー】
「やっぱりシロベースは涼し気ですよね。真っ白じゃなくて少し黄みを帯びた白なので落ち着いたカラーで幅広い年代が着られそうです」
「ゆかた」にあわせて、小物でアレンジして楽しむのも今年ならでは。

【岡野唯アナウンサー】
「ポイントがこの帯留めなんですけどクリアなので透明感があって涼を感じます」

売れ筋は3万円前後の商品で、販売のピークとなる5月下旬から6月上旬には、1階にも特設会場を設け、売り場を拡大。「ゆかた」の種類も増やすということです。

【そごう広島店・呉服売場担当 黒崎千鶴さん】
「浴衣をおしゃれ着として着るのもいいが、普段から着慣れてほしい。あらたまった着物とは違い、楽しく着てもらえると思うので着る機会を増やしてほしい」

そごう広島店での「ゆかた」の販売は8月4日までです。