2014年04月22日(火)
広島わらべうたセンター「空色の家」
歌って、手をつないで、遊びの中で自主性を養う
「わらべうたは、年齢も性別もバリアフリーで遊べる歌。みんなで楽しんで元気になってほしい」と話すのは、東広島市西条町で広島わらべうたセンター「空色の家」を運営する代表の高城敏子さん。ご近所から、広島市から、また生まれたての赤ちゃんからママ、おばあちゃん世代までが集まり、わらべうたに込められたパワーを感じながら楽しく歌い学び合っています。
同センターの発足は1994年。廿日市市地御前公民館での講座から始まり、広島市内の各区文化センターや公民館、図書館などで、イベント「わらべうたの集い」やワークショップなどを随時実施してきました。2003年に拠点を東広島市西条町に移し、「広島わらべうたセンター 空色の家」と名称を変更。住宅地の一角にあり、空色の壁が目印となっています。今年3月には20周年を記念して、広島大学学士会館で「わらべうたの集い」を開催。大人約110人、子ども70人が集い、大いに盛り上がりました。
そんな同センターが主催する事業の一つ「詩音塾」は、小学生1~6年生が対象で異年齢が一緒になって遊びます。文学(詩、言葉遊び)と音楽(わらべうた、歌、楽器など)を通じて、自分で考える頭、よい耳、よい声、柔らかな感性と豊かな表現力を育てることを目的としています。現在は不定期開催となっています。
未就学児対象の親子遊びの会「やっすんすん」は、月1回集まり、親と子の心身の成長を継続的に見守ります。親子の1対1の遊びだけでなく、大人が複数人いるからこそできるダイナミックな遊びも可能です。そのほか、わたべうたを学ぶ会、わらべうたや子守歌を中心に合唱曲を練習する会なども実施。年2回の「わらべうたの集い」、秋には「お月見会」、12月には「お楽しみ会」なども企画実施しています。
そんな同センターが主催する事業の一つ「詩音塾」は、小学生1~6年生が対象で異年齢が一緒になって遊びます。文学(詩、言葉遊び)と音楽(わらべうた、歌、楽器など)を通じて、自分で考える頭、よい耳、よい声、柔らかな感性と豊かな表現力を育てることを目的としています。現在は不定期開催となっています。
未就学児対象の親子遊びの会「やっすんすん」は、月1回集まり、親と子の心身の成長を継続的に見守ります。親子の1対1の遊びだけでなく、大人が複数人いるからこそできるダイナミックな遊びも可能です。そのほか、わたべうたを学ぶ会、わらべうたや子守歌を中心に合唱曲を練習する会なども実施。年2回の「わらべうたの集い」、秋には「お月見会」、12月には「お楽しみ会」なども企画実施しています。
高城さんを始めメンバーは14人。図書館の読み聞かせボランティア、子育てサークルのメンバー、元保育士などさまざまです。メンバーは勉強会に参加して、わらべうたを使って年齢に応じた遊び方を考え、保育園・幼稚園、小学校、図書館、高齢者の集いの場などに出向いてわらべうた遊びを一緒に楽しみ、指導しています。
皆さんにわらべうたの魅力をたずねると、「初対面の人でも手と手を触れ合って遊べる」「わらべうたでいい空気ができる」「詩音塾に子どもを通わせるうちに、私が歌いたくなった」「集中力が身についた」と次々と声があがり、「そういえば、○○ちゃんがね~」とイベントに参加した子どもたちの思い出話に盛り上がります。そんな、子どもたちの成長を見守る温かい目が、同センターの和やかな空気をつくっています。
皆さんにわらべうたの魅力をたずねると、「初対面の人でも手と手を触れ合って遊べる」「わらべうたでいい空気ができる」「詩音塾に子どもを通わせるうちに、私が歌いたくなった」「集中力が身についた」と次々と声があがり、「そういえば、○○ちゃんがね~」とイベントに参加した子どもたちの思い出話に盛り上がります。そんな、子どもたちの成長を見守る温かい目が、同センターの和やかな空気をつくっています。
わらべうたは、平安時代から時空を超えて、大人から子どもへ、子どもから子どもへと伝承されてきた遊び歌。手と手を触れ合い、心と心を通わせることができます。「遊びの中で、一人でなく仲間と一緒に、やりたいことや挑戦したいことを頑張る“自主性”を養うことができます。集団生活のルールや気持ちを抑えることや、積極性も学びます。大人が指導するのではなく、子どもが自然と学べることがすばらしいですね」と高城さん。
学びの活動やイベントには随時参加できます。ブログでスケジュールをチェックして、事前に予約を。
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