2016年04月21日(木)
子どもを犯罪から守りましょう
「うちの子は大丈夫」なんて過信せず、まずはどんな危険が潜んでいるのか、日ごろから親子で話しておくことが万一のときに役立ちます。どんな危険が潜んでいるのか、危険時の対処法などについて広島県警本部の三輪裕美子さんにお聞きしました。
※円グラフ①②は平成27年子ども女性安全安心対策室の報告集計(中学生以下の男女対象)
子どもには危険がいっぱい!
覚えておこう みんなの合言葉
いかのおすし/
・知らない人について「いかない」
・知らない人の車に「のらない」
・何かあったら「おおきな声をだす」
・何かあったら「すぐに逃げる」
・おとなの人に「しらせる」
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police2/ikanoosusi.html
「お母さんがケガをしたよ。送ってあげよう」
↓
子ども「家に帰って確認します」「学校の先生に聞いてみます」
学校の登下校時だけでなく塾や習い事への行き帰りにも、不審者からの子どもたちへの声かけなどが発生しています。不審者による子どもへの声かけは、誘拐・わいせつ被害に発展するおそれがあります。
食事や団らんの場で、「今日は何があった?」などと学校での出来事や友達の話など話題にして、日ごろから親子のコミュニケーションをとることが大切です。その会話の中で危険な場面での対処方法を話して、子どもさんの危険回避能力を養っていきましょう。
また、万が一被害にあってしまった場合に、子どもは親に知られると怒られるのではないかと恐れ、なかなか親に話さないということがあります。子どもの様子をよく見て、普段と異なる時はやさしく声をかけてあげてください。
・各地域の「子ども110番の家」や交番の場所もチェックしておきましょう。
・コンビニや店舗などがある明るい道を調べておきましょう。
・防犯グッズを持たせましょう。(緊急時にきちんと使えるように、親子で使い方を確認してみましょう。電池切れも要チェック!)
・緊急時の避難先を確認しましょう。
(すぐにはじめよう!守れるのは親と地域の力)
広島県内の犯罪発生、不審者目撃情報がひと目でわかる、犯罪発生マップを携帯電話やパソコンでチェック! 詳しくは、『広島県 犯罪発生マップ』(http://www2.wagamachi-guide.com/hpp-map/pc/top.asp)で検索を。
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