2016年06月23日(木)
自転車のルールやマナーを知り、安全に楽しく乗ろう
風を感じながらの自転車をとても気持ちがよいですよね。子どもも自転車が乗れるようになり、親子でサイクリングを楽しみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。そこで、安全に自転車を楽しむために、プロ自転車レースチーム・ヴィクトワール広島の代表・中山卓士さんにお聞きました。
自転車に初めて乗るお子さんは、上手に乗れるようになるまで時間をかけて練習されたのではないでしょうか。でも一度体が乗り方を覚えると、スイスイと乗れるようになっていきます。今まで行けなかったところに行けたりと、行動範囲も広がります。
そんな楽しい乗り物ですが、自転車に関係する交通事故が多発しているのは残念なことです。これは正しい交通ルールやマナーなどが、自転車を利用する人たちに十分浸透していないからだと考えています。
学校や地域などで開催される自転車のマナーや乗り方講習会に積極的に参加することはもちろん、親子で正しい知識を共有することが大切だと思います。自転車は乗れば乗るほど上手くなる乗り物です。しっかりと練習した子どもたちは、いざというときに危険を回避する術が身につきます。
そんな楽しい乗り物ですが、自転車に関係する交通事故が多発しているのは残念なことです。これは正しい交通ルールやマナーなどが、自転車を利用する人たちに十分浸透していないからだと考えています。
学校や地域などで開催される自転車のマナーや乗り方講習会に積極的に参加することはもちろん、親子で正しい知識を共有することが大切だと思います。自転車は乗れば乗るほど上手くなる乗り物です。しっかりと練習した子どもたちは、いざというときに危険を回避する術が身につきます。
◆初めて自転車に乗るときに揃えたいもの
ヘルメット、膝のサポーター、 できればグローブ
より安全に走るため、上記のような装備をし、身に付けさせましょう。足が地面についていても、子どもは思うように止まれないことがたくさんあります。また、体幹がしっかりしていないため、意外と真っすぐ走るのが難しく、どうしても体がふらつきがちになります。咄嗟の危険に対処するために、周りの親たちが注意を払っておく必要があります。
より安全に走るため、上記のような装備をし、身に付けさせましょう。足が地面についていても、子どもは思うように止まれないことがたくさんあります。また、体幹がしっかりしていないため、意外と真っすぐ走るのが難しく、どうしても体がふらつきがちになります。咄嗟の危険に対処するために、周りの親たちが注意を払っておく必要があります。
◆サドルの高さを調節しましょう
初心者のうちは、サドルに座って足をまたいだら、足裏がすべて地面に着く高さにしましょう。中級者は片足がしっかりと着くらい、上級者になれば片足のつま先が着くくらいへと、サドルを少しずつ高くしていきましょう。すると、ペダルに効率よく力を伝えることができ、膝への負担も軽減できます。
◆ペダルを踏む場所をチェック
足指の付け根の膨らんだ部分(母指球)でペダルを踏むのが最も力が入りやすいです。かかとや土踏まず付近でペダルを踏むより、楽に速く走ることができます。
◆出発する前に
・タイヤがパンクしていないかチェックしましょう。
・チェーンからキュルキュル音がするまで放っておかず、チェーンオイルを差しましょう。
・長距離の場合は、水分補給の準備を忘れずに。
・声をかけて走りましょう。危険を回避する意思表示としてベルを鳴らすのもいいですが、“止まります”と一声かければ、急に止まって後続車に突っ込まれることも減るでしょう。また、歩行者を右から追い越しをかけるときも“通ります”と一声添えるやさしさがあれば、歩行者に対しても互いに気持ちよく通行できます。
・車・自転車・歩行者の3者共存の気持ちを大切に。
・チェーンからキュルキュル音がするまで放っておかず、チェーンオイルを差しましょう。
・長距離の場合は、水分補給の準備を忘れずに。
・声をかけて走りましょう。危険を回避する意思表示としてベルを鳴らすのもいいですが、“止まります”と一声かければ、急に止まって後続車に突っ込まれることも減るでしょう。また、歩行者を右から追い越しをかけるときも“通ります”と一声添えるやさしさがあれば、歩行者に対しても互いに気持ちよく通行できます。
・車・自転車・歩行者の3者共存の気持ちを大切に。
◆自転車の交通ルールを教えましょう
昨年、自転車の交通ルールに関する改正が行われたのをご存じでしょうか? 無灯火、傘差し運転などの禁止に加え、「イヤホンやヘッドホンなどをして音楽を聴くなど、緊急自動車のサイレンや警察官の指示等を聞くことができないような状態で車両を運転しないこと」が定められました。いずれも5万円以下の罰金となります。この機会にあらためて親子で自転車の交通ルールを確認してみましょう。
交通ルールを守り、無理な運転をしなければ自転車は怖いものではなく、便利で楽しめる道具なのです。だからこそ、小さな時からの自転車教育は大切だと思います。親が見本を見せて、きちんと正しい知識や危険性を教えると共に、親子で自転車の楽しさを共有できれば、家族の思い出作りの一役を担ってくれると思います。そして、一人でも多くの方に、自転車に乗る楽しさを知ってもらいたいと思います。
交通ルールを守り、無理な運転をしなければ自転車は怖いものではなく、便利で楽しめる道具なのです。だからこそ、小さな時からの自転車教育は大切だと思います。親が見本を見せて、きちんと正しい知識や危険性を教えると共に、親子で自転車の楽しさを共有できれば、家族の思い出作りの一役を担ってくれると思います。そして、一人でも多くの方に、自転車に乗る楽しさを知ってもらいたいと思います。