2016年11月10日(木)
学びあいを育む【みんなの寺子屋】
障害の有無を越えて楽しめる子育て支援スペースを提供する【みんなの寺子屋】の代表・小林妙慧さんに活動内容を伺いました。
4年前に、お寺を拠点に未就学児~中学生を対象にした“子育て支援の場”として活動をはじめました。 当初は、公益財団法人 マツダ財団のサポートを受け、現在はまちづくり市民交流プラザを活動拠点にし、ボランティアと一緒に地域の祭りなどのイベントに出向いています。
【みんなの寺子屋】の活動内容は以下のとおりです。
発達のつまずきや、障害の有無を超えて、互いに学び合える、子育て支援スペースを提供。保育士・仲間・ボランティアの見守りの中で、リサイクル工作・手話歌・集団ゲームを中心に、子ども自身の伸びる力を大切に!学びあいを育みます。
【みんなの寺子屋】の活動内容は以下のとおりです。
発達のつまずきや、障害の有無を超えて、互いに学び合える、子育て支援スペースを提供。保育士・仲間・ボランティアの見守りの中で、リサイクル工作・手話歌・集団ゲームを中心に、子ども自身の伸びる力を大切に!学びあいを育みます。
祭りなどイベントでブースを出展し、“昔ながらの遊び”をテーマに、ペーパークラフトやリサイクル工作、粘土の他、リズム遊びや紙芝居などの遊びを主なコミュニケーション手段、表現手段とした「遊戯療法」を取り入れて子ども達と遊びます。参加費は300円~500円程度。
親と子の“育ちあい”
経験や身体の大きさ,能力など「自分と違う」人との関わりを楽しみ,喜ぶ態度は,社会でのコミュニケーション能力の土台となります。大きい子どもは自然と小さい子どもの面倒をみたり,物事を教えたりする中で役割を果たすことを喜びますし,小さい子どもは自分にできないことができる年上の子どもと一緒に過ごすことを楽しみます。日々の生活の中にそのような“育ち合い”の仕組みがあることで、子どもたちが関わり合いを当たり前だと思う態度を育て、子こどもたちにとっても大切な環境と言えるでしょう。
また、「うちの子だけ〇〇〇できないのかしら…」など、発達状態について不安を抱く母親がこのイベントに参加し、さまざまな子ども達が遊んでいる姿を見ることで、保護者同志もコミュニケーションをとる中でその不安が払しょくされていくようです。ひきこもりだった男の子がこれらのイベントに参加するようになり、今ではボランティアとしてお兄さん的立場で協力してくれるようになったというケースもあるようです。
「いろいろな年代の方々が、相互に関わりあって、みんなで子どもを育てる方法は、昭和初期までの日本ではとくに意識せず普通にされていた事ですが、最近また言われはじめた、地域での子育ても、昔は当たり前のことでした。その意味において、【みんなの寺子屋】が提供しようとしている子育て支援は、『昔ながらの遊びをしよう!』に近づけている試みだと考えております」と代表の小林さん。
また、「うちの子だけ〇〇〇できないのかしら…」など、発達状態について不安を抱く母親がこのイベントに参加し、さまざまな子ども達が遊んでいる姿を見ることで、保護者同志もコミュニケーションをとる中でその不安が払しょくされていくようです。ひきこもりだった男の子がこれらのイベントに参加するようになり、今ではボランティアとしてお兄さん的立場で協力してくれるようになったというケースもあるようです。
「いろいろな年代の方々が、相互に関わりあって、みんなで子どもを育てる方法は、昭和初期までの日本ではとくに意識せず普通にされていた事ですが、最近また言われはじめた、地域での子育ても、昔は当たり前のことでした。その意味において、【みんなの寺子屋】が提供しようとしている子育て支援は、『昔ながらの遊びをしよう!』に近づけている試みだと考えております」と代表の小林さん。