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第5回 広島工大高バラ祭り 開催

第5回 広島工大高バラ祭り 開催
 5月9日(土)学校法人鶴学園 広島工業大学高等学校で「第5回 広島工大高バラ祭り」が開催されました。この日は一般開放され、学校関係者以外の人も校内へ入ることができます。当日は朝から雨が降り、天候が心配されましたが、昼すぎには青空が広がって汗ばむ陽気となりました。
地域の中で役に立つことをしたい
 広島市内で、これだけのバラを見ることのできる学校は同校だけかもしれません。そこでせっかくなら、たくさんの人にバラをみてもらいたい・・・。そんな思いから、生徒・教職員・PTAの皆さんが力を合わせて作り上げたのが同イベントです。
 外部との間にある約100メートルのフェンスには、17種類60株ほどのバラが咲き乱れ、近くで見ようと多くの人が同高校へ訪れていました。
「地元でイベントとして認知されていることに感謝しています」と、玉田康荘校長
バラ栽培に携わっている山下幸雄元教頭。校内美化の一環としてバラを栽培し、大切に育ててきたそうです
様々なイベントも開催
 同高校電気部による発電体験が行われていました。自転車をこいで電気を起こす、というもので子どもたちに大人気。
 バラを眺めながらの写生大会では、子どもから大人まで、クレヨンを片手にスケッチを楽しんでいました。
黙々とスケッチをする男の子。 真剣な表情です
「写生大会に参加するのが、初めて」「お絵かき、楽しい」という仲睦まじい姉妹
「バラの香りがほのかに香る紅茶なんです」と、PTAの皆さんがふるまうバラ茶
サッカー部員から、来場者に手渡しでスイートピーの切り花をプレゼント。持ち運びしやすいよう、生徒が一束ずつ丁寧にラッピングをしてくれました
普段見かけることが少ない品種も多くあり、種類によって大きさや形などこんなにも違う、という発見がありました
フェンスのバラをバックに写真部が撮影。笑顔で撮影している姿が印象的でした
「今回で(バラ祭りに来たのが)3回目。色んな種類のバラが咲いているので、楽しみに来ました」「近所でこんなに多くのバラを見ることができて、うれしいです」「昨年も来ました。色とりどりで、きれいですね」 という来場者から喜びの声も聞かれました。
こちらは「アンネのバラ」といって、あまり多く出回っていない品種だそう
同高校吹奏楽部の演奏とPTAによるコーラスもあり、楽しませてくれました
毎年続けていきたいバラ祭り
 「バラを見てもらうことはもちろん、自分たち(生徒)の日頃の活動をプレゼンできる場ということで、生徒たちも喜んでいます。いつもと違った、いい顔をしていますよ」と、同高校の橋本佳岳先生。皆が笑顔で歩いている姿が印象的で、学校と地域全体が良い関係を築くことのできる素敵なイベントだと感じました。「来年は一大イベントとしてやってみたい」と、生徒会からの声。来年のバラ祭りは、どんな企画が登場するのか楽しみです。
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