2020年11月4日(水)
【素朴な疑問シリーズ】Q.どうして「よくかむ」ことが大切なの?
●かめばかむほど、元気モリモリ!
「美食」「飽食」という言葉で形容される現代人の食生活。しかし、加工食品の普及、加熱調理法の進歩などで、現代人の「かむ回数」は大幅に減ったといわれています。歴史をずっとさかのぼり、卑弥呼のいた弥生時代は食事1回分の「かむ回数」は平均3990回で、食事時間も50分かけていたといわれています。それに比べ我々現代人の「かむ回数」は620回、食事時間もたったの10分しかかけていません。卑弥呼の時代の日本人は良い歯や歯茎をしていたと考えられおり、「ひ・み・こ・の・は・が・い~ぜ」(卑弥呼の歯がいいぜ)という標語であらわされるように、「よくかむ」ことには8つの効用があるといわれています。
- 【監修】広島県歯科医師会
◎参考資料: 広島県歯科医師会作成 歯科保健普及啓発資料
(https://www.hpda.or.jp/dental/pamphlet.html)
(https://www.hpda.or.jp/dental/pamphlet.html)