2021年4月2日(金)
【素朴な疑問シリーズ】Q.コロナで子どもがストレスを抱えています…。
◎お子さんに、こんなことはありませんか?
思い当たることがあれば、ココロとカラダのバランス、自律神経の乱れが影響を受けているかもしれません。
自律神経(交感神経と副交感神経)の乱れは、脳の大脳辺縁系や視床下部などの機能が低下して起こります。子どもの努力不足で起こるのではありません。一番よくないのは、子どもの努力不足と決めつけることです。本人の努力不足だ、やる気がない、さぼっているなどと、親や学校の先生から誤解をうけると、子どもは傷つき、自信をなくしてしまいます。そして、その体験が症状を繰り返すという悪循環になることもあります。子どもの気持ちや考えを尊重し、できそうなことから始めていきましょう。
❶子どものココロに働きかけて、気持ちを口に出せるように促しましょう。
どんな気持ちも大切にして、否定しないこと。
言葉にして伝えてみることが、ココロとカラダを守ることにつながります。
❷生活リズムをゆっくりと整えていきましょう。
もとの生活リズムを目標に、少しずつ、焦らずに!
❸子どもに合ったストレス対処法を見つけましょう。
乾布摩擦や筋弛緩法、深呼吸などもオススメです。
◎国立研究開発法人 国立成育医療研究センター
「新型コロナウイルスと子どものストレスについて」
(https://www.ncchd.go.jp/news/2020/20200410.html)を加工して作成。
「新型コロナウイルスと子どものストレスについて」
(https://www.ncchd.go.jp/news/2020/20200410.html)を加工して作成。