2023年12月13日(水)
【素朴な疑問シリーズ】Q.子どもの早食いを治したいです。
●食べ方改善は、気軽にできる健康づくり。
「早食い」の人は、肥満度が高いことがわかっています。また、よく噛む人ほど肥満度が低いことが報告されています。食べ方の改善は、誰もが容易に取り組むことができ、肥満対策として非常に有効です。
食べ方と肥満度(BMI)の関連についてのアンケート調査研究で、次のような結果が報告されています。
●「早食い」を改善するための、2つのポイント
ゆっくり食事をすることで満腹中枢が刺激され、食べすぎを防ぐことができます。食べ物をよく噛むことに慣れてない人は、噛む回数の目標は初めは10回とし、慣れてきたら20回へステップアップするとよいでしょう。また、よく噛むためには、歯や歯を支える骨が健康であることが大切です。むし歯がある人は早めに治療しましょう。
- 【監修】広島県歯科医師会
◎広島県歯科衛生連絡協議会「歯・口の健康とメタボリックシンドローム対策」(https://www.hpda.or.jp/upload/25.pdf)を加工して作成。