気になる○○事情

お手伝いを「毎日する」家庭は18%

決めているお手伝いトップ5&子どもにやってほしいお手伝いトップ5

  • 決めているお手伝いトップ5
  • 総回答数 210
  • 1位 「食事の準備や片付け」44人
  • 2位 「洗濯物の取り込みやたたむこと」30人
  • 3位 「お風呂掃除」25人
  • 4位 「ごみ出し」21人
  • 5位 「新聞や郵便取り」15人
  • 子どもにやってほしいお手伝いトップ5
  • 総回答数 272
  • 1位 「食事の準備や片付け」63人
  • 2位 「洗濯物の取り込みやたたむこと」49人
  • 3位 「お風呂掃除」35人
  • 4位 「簡単な料理」24人
  • 5位 「ごみ出し」20人
  • 広島リビング新聞社グループサイトLICO調査
  • 2011年8月27日から10日間、男女112人の回答
  • お子さんがお手伝いを「毎日する」18%、「良くする」19%、「時々する」53%と、90%の家庭でお子さんがお手伝いをしている結果となりました。そして、お手伝いの内容を決めている割合は57%。そのトップ5は上表の通りとなっています。一方、親が子どもにやってほしいお手伝いトップ5は、下表の通り。「簡単な料理」が4位に入っていますが、決めているお手伝いでは10位と、やってほしいけど、実際に行っている家庭は少ない結果となっています。
  • 1. 子どもの年齢をお答えください(複数回答)

    • 「0~1歳未満」7人
    • 「1~3歳未満」8人
    • 「3~6歳未満」25人
    • 「小学校低学年」20人
    • 「小学校中学年」18人
    • 「小学校高学年」19人
    • 「中学生」25人
    • 「高校生」20人
    • 「大学・社会人」20人
  • グラフのような結果となりました。今回の回答者のお子さんは、「3~6歳未満」「中学生」が最も多く、次いで「小学校低学年」「高校生」「大学・社会人」となっています。
  • 2. お子さんは手伝いをしますか

    • 「時々する」53%
    • 「良くする」19%
    • 「毎日する」18%
    • 「まだ小さいのでできない」5%
    • 「しない」5%
  • 半数を超える53%の人(以下、家庭)が「時々する」を選ぶ結果となりました。しかし、全く「しない」を選んだ家庭は5%に留まり、ほとんどのお子さんが頻度の差はあるものの、何かしらのお手伝いをしているようです。
  • 3. お子さんのお手伝いを決めていますか

    • 「決めている」57%
    • 「決めていない」43%
  • 「決めている」57%、「決めていない」43%という結果となりました。お手伝いを「決めている」家庭は、お子さんが「毎日する」家庭の90%、「良くする」家庭の81%と、内容を決めていた方がお手伝いをする頻度が高いようです。
  • 4. 決めているお手伝いの内容は何ですか(複数回答)

    • 1位「食事の準備や片付け」44人
    • 2位「洗濯物の取り込みやたたむこと」30人
    • 3位「お風呂掃除」25人
    • 4位「ごみ出し」21人
    • 5位「新聞や郵便取り」15人
    • 6位「買い物やお使い」12人
    • 6位「ペットの世話」12人
    • 8位「弟や妹の世話」11人
    • 8位「水やりなどガーデニングの手入れ」11人
    • 10位「簡単な料理」8人
    • 11位「玄関やリビングなどの掃除」7人
    • 12位「その他」14人
    • 総回答数 210
  • 最も多かったのは「食事の準備や片付け」で、39%の家庭が選ぶ結果となりました。このお手伝いをするお子さんは全ての年代に渡っています。また、お手伝いを「良くする」家庭の76%がこのお手伝いをしています。
  • 5. 子どもにやってほしいお手伝いは何ですか(複数回答)

    • 1位「食事の準備や片付け」63人
    • 2位「洗濯物の取り込みやたたむこと」49人
    • 3位「お風呂掃除」35人
    • 4位「簡単な料理」21人
    • 5位「ごみ出し」20人
    • 6位「玄関やリビングなどの掃除」17人
    • 7位「新聞や郵便取り」16人
    • 8位「買い物やお使い」10人
    • 9位「ペットの世話」12人
    • 10位「水やりなどガーデニングの手入れ」10人
    • 11位「弟や妹の世話」8人
    • 12位「その他」5人
    • 総回答数 272
  • 上位3つは、決めているお手伝いと同じ結果となりました。順位が大きく異なったのは「簡単な料理」。決めているお手伝いでは10位でしたが、ここでは4位。特に、中学生以上のお子さんがいる家庭が選ぶ傾向にあります。
  • 6. お手伝いについて、親が気をつけていることがありますか(複数回答)

    • 1位「感謝の言葉をかける」84人
    • 2位「子どもができそうなお手伝いを頼む」62人
    • 3位「ほめる」44人
    • 4位「要領やコツをアドバイスする」26人
    • 5位「親が手を貸さない」18人
    • 6位「失敗しても叱らない」18人
    • 7位「親子で一緒に取り込む」15人
    • 総回答数 267
  • 1位は「感謝の言葉をかける」。75%の家庭が選ぶ結果となりました。これを選んだ家庭は、全ての年代に渡っています。また、2位には「子どもができそうなお手伝いを頼む」で、55%の家庭が選ぶ結果となっています。
  • 7. お手伝いをすることで、子どもに期待することは何ですか(複数回答)

    • 1位「言われなくても気がつき、人の気持ちにたって思いやれるようになる」76人
    • 2位「気がついたときにサッと動ける子になる」55人
    • 3位「自立心や責任感を感じることから、子どもを大きく成長させる」46人
    • 4位「物を大切にすることで、暮らしの豊かさを感じられるようになる」22人
    • 5位「家族以外の人間関係の作り方や人ときちんと向かい合えるようになる」20人
    • 6位「繰り返すことによって、頭でなく体で覚えられる」18人
    • 7位「使命感が芽生え、家族の一員たる自覚ができる」16人
    • 8位「充実感を感じ、生きることに前向きで積極的になる」10人
    • 9位「コミュニケーション能力が身につく」8人
    • 総回答数 271
  • 「言われなくても気がつき、人の気持ちにたって思いやれるようになる」が最も多く、全体の68%が選ぶ結果となりました。これを選んだのは、乳幼児・小学校低学年のお子さんがいる家庭に多く、75%以上となっています。
  • 8. お手伝いについて、あなたの考えに近いものをひとつ選んでください

    • 「家族の役割として、手伝いをすべきである」62%
    • 「できるだけ手伝いをさせた方がよいが、強制はいけない」32%
    • 「親が手伝いを頼んだときにやればいい」4%
    • 「子どもが手伝いをする気になったときにすればいい」2%
  • 7割近い家庭が「家族の役割として手伝いをすべきである」を選ぶ結果となりました。これを選んだのは、小学生~中学生がいるお子さんの家庭に多く、特に小学校高学年のお子さんがいる家庭では89%と高くなっています。
  • 9. お手伝いをさせて失敗したことがあればお書きください

  • ● 小学生の妹に犬の散歩を依頼し、毎月お礼としてお金を渡していたら、いつの間にかアルバイト気分になっており、「今日は面倒だから行かない。1回分のお金引いていい。」などと言うようになった。(女性・32歳)
  • ● 買い物を頼んで、賞味期限ぎりぎりの物を買ってきたとき。(女性・34歳)
  • ● 子どもがやるきになっていたのに、自分のことが自分でできるようになってからでいいと言ってしまった。(女性・35歳)
  • ● 女の子二人の兄弟なので料理のお手伝いをしたがります。時間があるときはよいのですが、忙しいときは手伝ってもらうと余計にこちらのやることが増えるので、ちょっと困ります。ひとつできたら「見て見て!」と、褒めてあげないと進まないので時間はかかるし、洗い物も増えます。やらせてあげるごとにうまくなっていくんですけどね。少しでも目を離すと、勝手にいろんなことをやってしまって、材料がムダになってしまったり、目を覆いたくなるような惨状になりますが、おこらないおこらない。(女性・36歳)
  • ● お買い物で、商品の値段がわからないのでお金を多めに持たせ、好きなおやつもかってきていいよといったら、持って行ったお金をきっちりと使って帰ってきたこと。ある意味ほめそうにもなりましたが・・。(女性・37歳)
  • ● ゴミだしさせたら、へんに持ったせいか袋が破れてぐちゃぐちゃになった事がある。(女性・38歳)
  • ● 金魚の水替えをさせたら金魚が流れていってしまった。。(女性・39歳)
  • ● やって当然とも思うが、対価も必要と思いお小遣いの値段に反映させて、進んでやれば、対価を高くしていたが、そのうち、済ませて知れば良いのか、丁寧さは?と、こちらの欲が出て、子どもが、くれないならやらない、やったら、あげるの応酬になって、グダグダになってしまった。(女性・39歳)
  • ● お風呂のお湯を入れて・・・と頼んだ。入れてはくれたが栓をしておらず、全く溜まらなかった。(女性・40歳)
  • ● 私が仕事をしていて、忙しいので、洗濯やお米を研いで、炊飯器をセットしたりしてくれていますが、子ども自身はそれができて当たり前と思っているので、学校の家庭科の時間に、そういったことのできない友達に対して、馬鹿にしたような言葉を言ってしまったようなので、できない友達を馬鹿にするのではなく、一緒に取り組んで教えてあげるように話をしました。(女性・41歳)
  • ● 簡単な料理をお願いしたら、片づけが普段以上に大変だった。(女性・42歳)
  • ● 子どもに危険なものを扱わせるとき(包丁や彫刻刀など)、使い方をしっかり教えないでけがをさせたこと。(男性・42歳)
  • ● 自分からすすんで洗濯物をたたんでくれたのに、感謝の言葉も言わずに、ぐちゃぐちゃだったのでたたみ直してしまいました。小さかった子どもの気持ちを傷つけてしまい深く反省しました。(女性・43歳)
  • ● なかなかしないのでつい責めてしまう。(女性・43歳)
  • ● 難しいことをさせて、失敗したのを激しく叱ってしまった。(女性・44歳)
  • ● 一緒に料理とかしていて、あまりにも手際が悪いので、イライラして「もういいから」と言ってしまいました。(女性・46歳)
  • ● ゴミ出しの日を間違えてしまい、エレベーターなしの5階の自宅から、ゴミ捨て場まで、往復させてしまった。(男性・49歳)
  • ● 頼んだことが途中で解らなくなって、出来なくて嫌になったらしく、暫く何もやってもらえなかった。(女性・50歳)
  • ● 買い物に行かせて,思わぬ物も買ってきてしまったこと。(女性・54歳)
  • ● 留守にするのでふとんを取り込むことを依頼していたがわすれ、その上、雨に降られ、濡れてしまった。(男性・55歳)
  • 10. お手伝いを続けさせるために工夫していることがあればお書きください

  • ● 金額はわずかですが、お手伝い表を作り、金額を決めておこずかいを渡している。子どももやる気になるし、丁寧にお手伝いをしてくれます。(女性・33歳)
  • ● 毎度、「ありがとう」を言う。兄弟で競わせる。年齢や成長度合いにあったことを頼む。(女性・33歳)
  • ● 働かざる者食うべからずと言っている。(男性・35歳)
  • ● 子どもが小さいうちは、自分から「手伝いしたい」と言うのですが、ついつい断っているとそのうちあきらめて、手伝いたい気持ちが子どものほうが失せてしまいます。最初が肝心なので、子どもが小さいうちに不手際には親はじっと耐えて、いろんなお手伝いしてもらうべきなんでしょうね。お手伝いをしてもらうときは、親はその場を離れるというのもアリのようです。まかせたら覚悟を決めてお小言は無しで・・・結果はどうあれ褒めましょう。(女性・36歳)
  • ● とにかく褒めちぎってよい気分にさせます。ただし、へりくだって『してもらう』的には絶対にならないようにしないと勘違いをしそうです。(女性・36歳)
  • ● 当たり前みたいにしているけど、人前で褒める。(女性・37歳)
  • ● 手伝ってくれてありがとうと感謝の言葉をかけたり、洗濯ものをわざと近くで取り込んで、たたんでしまうように、うながす。時に、仮病のふりで手伝いをうながす。中学生には、手伝い出来高でお小遣いを調整したこともあります。(女性・38歳)
  • ● 続かないと意味ないので、今はなるべく簡単な事を手伝いさせている。(女性・38歳)
  • ● 最初は、親と一緒にやって、色々な話をしながら、楽しくやることと、失敗をしても、怒らないで、今度は気をつけてするようにと、アドバイスしながら、楽しみと責任感を持たせるように、もって行くことだと、おもいます。(女性・39歳)
  • ● ポイント制でシールをあげる。シールを集めてお小遣いをゲット。ご褒美のためにお手伝いするとは思ってほしくないですが、まずは楽しく。そのうち、人が喜んでくれる楽しさ、人の役に立つことについて感じてくれればと思っています。(女性・39歳)
  • ● ○○してくれると嬉しいなあ~。そろそろしてほしいなあ~。など、○○しなさい!と強制的には言わないようにしている。感謝の言葉をかけるようにする。(女性・39歳)
  • ● 当たり前だと思わずに、感謝表現を必ずするようにしてます。あと、子どもの事情もあるだろうから「すぐして!!」でなく「〇〇してほしいけどいつなら出来る?」と聞くようにしてます。(女性・42歳)
  • ● 子どもにお手伝いをさせているので、親の役目は果たすようにしている。(女性・43歳)
  • ● 小さいころは、やりたいことと出来ることの差があったけど、それでも自分に余裕のある時はやらせてみました。無理と気づいたときに、もう少し大きくなったらお願いするね。。と言っていたと思います。小学校の時は、朝のゴミ出しを学校に行くときに出してもらっていました。今は、下の子が中学校になったので、特に頼んではいないのですが、朝ゴミがあるときは何も言わずに出してくれます。上の子は、私が調子の悪い時は何も言わずに食事の片づけなどしてくれます。子どもが興味を持った時でなおかつ自分に余裕のある時に、手伝ってもらったらいいのかな~。後必ず感謝の言葉は伝えた方がいいと思います。(女性・46歳)
  • ● コツを教え、きれいになったときの喜びや手伝った後の充実感を感じさせている。(女性・47歳)
  • ● 誕生日その他の子どものイベントのときは、できるだけ感謝を込めて、祝ってあげる。(男性・49歳)
  • ● 紙に詳しく書いて渡した。(女性・50歳)
  • ● できるだけ見守るだけで、口出しをしない(これがなかなかできない)。(女性・50歳)
  • ● しつこく言わない。(女性・57歳)
  • ● 小さいときは玄関掃除をさせていた。できるだけほめるように心がけていた。(女性・63歳)
  • <調査概要>

    広島リビング新聞社グループサイトLICO調査
    ・回答 男女112人 ・内訳
    男性25人(22%)
    女性87人(78%)
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