気になる○○事情

節句人形・アンケート結果 2018/2/10~2018/2/22

「節句は伝統行事なので良いと思う」人57%

  • 日本の伝統的な行事なので良いと思う 57%
  • 面倒だけど、子どものためにやっておきたい 19%
  • やりたい人がやればいい 16%
  • 何も思わない 6%
  • 必要はない 2%
  • 広島リビング新聞社ウェブサイトで調査2018年2月10日から13日間、男女65人の回答
  • ひな人形や五月人形について、「ひな人形のみ持っている」人は43%、「五月人形のみ持っている」人は6%、「両方持っている」人は28%。その人形を毎年「飾っている」人は、55%となりました。購入者は、「母方の親」が最も多く半数を占め、予算も父方・母方の親からの場合は、8割以上が「10万円以上」と、全体で最も多かった「5~7万円」を大きく上回る結果となっています。そんな皆さんがひな祭りや端午の節句について思うことは、上の通り。「日本の伝統的な行事なので良いと思う」人が約6割いました。
  • 1.あなたの家では、節句人形を持っていますか。ひな人形は、セットでなくても結構です。また、兜飾りなどは五月人形として答えてください。

    • ひな人形も五月人形も持っている 28%
    • ひな人形は持っているが、五月人形は持っていない 43%
    • ひな人形は持っていないが、五月人形は持っている 6%
    • ひな人形も五月人形も持っていない 23%
  • 節句人形を「持っている」人は、77%。そのうち最も多かったのは、「ひな人形は持っているが、五月人形は持っていない」人でした。また、「ひな人形も五月人形も持っている」人は、全体の28%、節句人形を持っている人の36%でした。
  • 2.毎年、節句人形を飾っていますか

    • 飾っている 55%
    • 持っているが、飾っていない 22%
    • 持っていないので飾っていない 23%
  • 「飾っている」を選んだ人は、全体の55%、節句人形を持っている人の71%となりました。「飾っている」人は、「ひな人形も五月人形も両方持っている」「ひな人形のみ持っている」人で、「五月人形のみ持っている」人は0となっています。
  • 3.節句人形は誰が購入しましたか(節句人形を持っている人)

    • 自分たちが購入した 20%
    • 父方の親から購入してもらった 6%
    • 母方の親から購入してもらった 50%
    • 父方・母方、両方から購入してもらった 2%
    • 先祖から伝わる節句人形がある。または自分のときの節句人形を持っている 18%
    • その他 4%
  • 半数が「母方の親から」を選ぶ結果となりました。人形別にみると、すべて「母方の親から」が最も多かったのですが、「両方持っている」人では「母方の親から」が66%と高く、「先祖から伝わるまたは自分のときの」割合も28%となっています。
  • 4.節句人形の予算はいくらぐらいですか(複数回答)

    • 1万円未満 7
    • 1万円~3万円未満 8
    • 3万円~5万円未満 7
    • 5万円~7万円未満 11
    • 7万円~10万円未満 8
    • 10万円~15万円未満 8
    • 15万円以上 9
  • 最も多かったのは「5万円~7万円未満」でした。購入した人別に見ると、自分たちで購入した人は、「10万円以上」が0でしたが、父方や母方の親からの人は、「10万円以上」が8割以上となっています。
  • 5.節句人形を持っていない理由としてあなたの考えに近いものをお答えください(節句人形を持っていない人、複数回答)

    • 節句を祝う習慣がないから 5
    • 節句人形を飾る場所がないから 3
    • 節句人形を収める場所がないから 2
    • 手入れが大変だから 2
    • 購入費用がないから 3
    • その他 3
  • 「節句を祝う習慣がないから」が最も多く、持っていない人の1/3が選びました。「飾る場所がない」「収める場所がない」「手入れが大変」を選んだのはすべて女性で、男性は「祝う習慣がない」「購入費用」どちらかを選ぶ結果となっています。
  • 6.本格的な「こいのぼり」を飾っていますか(先祖代々のこいのぼりもOK)

    • 持っていて飾っている 2%
    • 持っているが飾っていない 15%
    • 持っていなくて飾っていない 83%
  • 住宅事情を反映していることもあるのでしょうか、「持っていて飾っている」人は2%にとどまり、83%が「持っていなくて飾っていない」、15%が「持っているが飾っていない」を選ぶ結果となりました。
  • 7.ひな祭り、端午の節句など、あなたの考えに近いものを1つお答えください

    • 日本の伝統的な行事なので良いと思う 57%
    • 面倒だけど、子どものためにやっておきたい 19%
    • やりたい人だけやればいい 16%
    • 何も思わない 6%
    • 必要はない 2%
  • 「日本の伝統的な行事なので良いと思う」が最も多く、57%が選ぶ結果となりました。男女では差がみられませんでしたが、年代別にみると若い年代ほど割合が低く、20代以下は0、30代38%、40代48%、50代69%、60代以上73%となっています。
  • 8.節句人形は、子どもが何歳ぐらいまで飾ろうと思いますか

    • 小学校前まで 3
    • 小学校高学年まで 6
    • 小学校中・高学年まで 16
    • 中学生卒業まで 7
    • 高校卒業まで 2
    • 二十歳になるまで 1
    • 結婚するまで 9
    • わからない 16
  • 「小学校中・高学年まで」「わからない」が最も多く、それぞれ27%となりました。人形別では、ひな人形では「わからない」が最も多く、次いで「小学校中・高学年まで」「結婚するまで」、五月人形は「小学校中・高学年まで」が最も多くなっています。
  • 9.節句人形の思い出やエピソードがある方はお書きください

  • ・母と妹とひな人形を飾るのが楽しかったです。お嫁に行けるよう、4日には片づけていました。(女性・30歳)
  • ・父方の祖父が無くなる数日前のこと、当時、妊娠中の身でお見舞いに伺ったところ、節句祝の人形は、自分が買ってあげるからと話をしていました。子どもの節句人形は、祖父の名で買ってもらい、形見のようなものです。(女性・33歳)
  • ・今我が家で飾っている雛人形は、主人のお母さんが持っていたものです。主人は男兄弟で、飾ることがなかったからと言って出してくれました。手作りなのでお内裏様とお雛様と飾りくらいですが、とても綺麗に保管されていて、毎年飾っています。(女性・35歳)
  • ・メロディーが流れる雛飾りで毎年だすと子ども達がすごく喜びます。(女性・35歳)
  • ・私の子どもの頃、雛人形の七段飾りがあり、今思えば立派なものがあったのだなぁとふと感じたので、母にあの雛人形はどこにいったのか聞いたら、あっさり、引っ越しの時捨てたよと言われてびっくりしました。(女性・37歳)
  • ・ひな飾りは、ガラスケースに入っている物でしたが、ガラスケースに乗って割れてしまいました。おてんば娘のエピソードです。(女性・39歳)
  • ・小さいころお雛様をだしてもらうとすごくうれしかったです。(女性・42歳)
  • ・一年ぶりに雛人形を出してみたら、お内裏様の眉毛が片方なくなっていました。探したら、箱の下のほうに落ちていました。(女性・43歳)
  • ・自分が子どもの頃は、ひなまつりが大好きだった。 毎年、家族みんなで雛壇に全員並べていました。今でも、実家に帰ると、母親がお内裏様とお雛様だけ、ちゃんと出してくれています。私には、息子がいるので、鯉のぼりが喜んでいます。今年は、ちょっと、時間があったので、折り紙和紙で、お雛様とお内裏様を作りました。いくつになっても、心がホッとする瞬間です。(女性・44歳)
  • ・小学卒業までは、五月人形は毎年飾っていましたが、大きくなるにつれ、飾る事がだんだんと遠のいていきました。将来、孫が出来たら、引き継いで飾って欲しいです。(女性・44歳)
  • ・子どもの時は二人しかいないお雛様をさみしく思いましたが、住宅事情を考えたら大きくなくてよかったと今になって思います。お雛様でお人形遊びをして首がとれてしまったときにはものすごく怒られました。(女性・47歳)
  • ・奥さまの父親が、奥さまのために購入してくれたひな人形をいつも飾っています。今年は、上の娘が県外の大学に入学したため、娘二人そろっての幼いころからの写真が撮れないのが残念です。今まで毎年撮影した写真を眺めつつ、懐かしく、なんとなくさみしさを覚える今日この頃です。(男性・50歳)
  • ・お内裏様、お雛様、三人官女の小ぶりなお雛様を娘のために購入しました。出しやすく片付けやすいのでこれで良かったと思っています。毎年欠かさず飾っていますがいつまで続けるかはわかりません。子どもの成長は早いなあとしみじみ思います。(女性・50歳)
  • ・両親が贈ってくれたのは高価なものでしたが、飾るだけで子どもたちはあまり興味を示さずでした。でもせっかくの両親の孫への愛情なので、節句人形に関心を持ってもらおうとフェルトで一緒に節句のマスコットを作りました。作ることの大変さを知ったからか飾ってある人形にも関心を持ってくれるようになりました。(女性・53歳)
  • ・悲しいのや、おどろおどろした思い出が多くて。実家で私に買ってくれた七段飾りは、前の婚家から大変な思いで運び出しましたが、下の娘が生まれる前に、寺におさめました。(女性・54歳)
  • ・雛人形の段飾りの両隣に一緒にいろんなオモチャも飾っていました。小さい時はそれを見るのが楽しみでした。段飾りの下をくぐって遊んだらして怒られたのも今になってはいい思い出です。(女性・60歳)
  • ・私の住んでいる地区は、同世代が多く住む新興住宅地で、男女関係なく、子どもたちと親が集まって持ち寄りパーティーをしていました。 節句人形は大切なアイテムで、子ども心に、伝統と、両親や祖父母が自分の成長を祈っていると、理解してくれたようです。 昔ながらの段飾りは組み立てもしまうのも大変で、娘が遊んで散乱した 雛飾りの道具にレゴやシルバニアファミリー、リカちゃんの小物も入り交じり、泣きたくなった思い出があります。(女性・61歳)
  • ・私の娘が誕生すると、私にはなにも相談もなく、7段飾りの豪華なものを買ってくれて驚いた。その娘に娘が誕生したら そんな大きなのは「いらない」と言われて ケース入りのものをよく相談して私は買いました。(女性・61歳)
  • ・ひな壇の下に子供が潜り込んでしまうので、揺れてお雛様が落ちて顔に傷が付きました。悲しい。(女性・68歳)
  • ・娘も大きくなり、ひな人形ありますが、孫は男の子。そのまま家にあります。私たちの親(父親)は、大きくなっても元気な時の父は毎年こいのぼりあげてくれてました。高校で下宿していた時も、大学に行っていた時も、揚げていてくれました。それはむしろ、私たちの為ではなく、村の子供たちのためにあげていたと思います。 父が亡くなり15年良い思い出です。(男性・68歳)
  • ・長女がS47生まれで、大きな7段飾りが多く出ていて、実家の父が、大きな物買い、ひな壇をだすと、一部屋ほぼ占領されていた。その後引っ越しで、内裏雛の下の大きな塗りの台が無くなり、スチールの7段もぐらついて捨ててしまった。大きな段ボール箱2つの人形、小物は持っているが、台が無いので、施設などにあげることできないでいる。当時、貧しい父が、30万円も払って買ったのでゴミに出せないでいる。有効な活用法があったら知りたい。(女性・71歳)
  • <調査概要>

    広島リビング新聞社ウェブサイト「リビングひろしま.com」調査
    ・回答 男女65人回答 ・内訳
    男性・15人(23%)
    女性・50人(77%)
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