2021年2月24日(水)
【子育て支援シリーズ】もう読んだ?『キリンの運びかた、教えます電車と病院も!?』
新生活に備える3月は引越しのピーク。引越し準備で大わらわのご家庭も多いと思いますが、今回は、「厚生労働省 社会保障審議会 児童福祉文化財」令和元年度の推薦作品の中から、『キリンの運びかた、教えます 電車と病院も!?』をご紹介します。子どもたちの健やかな育ちと豊かな想像力のために、厚生労働省が選出した推薦作品です。スマホばかり見ている子どもたちに、読書の楽しさや本の中に広がる素晴らしい世界のことも知ってもらいたいですね。
岩手から、東京へお嫁に行くことになったキリンのリンゴ。キリンをのせたトラックが、深夜の高速道路を走る!/日本でつくられた866両の鉄道車両を、イギリスまで運べ! いくつもの作業チームが困難に立ち向かう巨大プロジェクト/治療を続けながら、新しい病院へ移転する。ひとつのミスも許されない、命によりそう病院の引越し。「運ぶ」プロたちの仕事を描いた3つのお話を収録。
「なにかを運ぶことは、そこにこめられた思いをいっしょに運ぶこと。プロたちの、みがきあげた技と、チームワークに感動しました!」(著者)
いろいろなモノが簡単に手に入るようになった現代。けれど、モノを届けるときには、必ず誰かがそれを運んでいるのです。ふだん目にすることのない「運ぶ」プロたちの舞台裏を、ノンフィクション作家の岩貞るみこ氏が描きます!
【キリンを運ぶ】
「なにかを運ぶことは、そこにこめられた思いをいっしょに運ぶこと。プロたちの、みがきあげた技と、チームワークに感動しました!」(著者)
【電車を運ぶ】
日本でつくられた866両の鉄道車両を、イギリスまで運べ!
いくつもの作業チームが困難に立ち向かう巨大プロジェクト。
【電車を運ぶ】
治療を続けながら、新しい病院へ移転する。
ひとつのミスも許されない、命によりそう病院の引越し。
【著者紹介】 著:岩貞るみこ
ノンフィクション作家。モータージャーナリスト。横浜市出身。おもなノンフィクション作品に、『青い鳥文庫ができるまで』『救命救急フライトドクター 攻めの医療で命を救え!』『東京消防庁 芝消防署24時 すべては命を守るために』(すべて講談社)、『ベイリー、大好き セラピードッグと小児病院のこどもたち』(小学館)、『しっぽをなくしたイルカ―沖縄美ら海水族館フジの物語―』『ハチ公物語―待ちつづけた犬―』『ゾウのいない動物園―上野動物園 ジョン、トンキー、花子の物語―』『命をつなげ! ドクターヘリ―日本医科大学千葉北総病院より―』『もしも病院に犬がいたら こども病院ではたらく犬、ベイリー』(以上、講談社青い鳥文庫)などがある。