2021年7月21日(水)
【子育て支援シリーズ】ドライアイスにご用心!
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スイーツのテイクアウトボックスなどに入っているドライアイス。その特性が原因となって事故につながることがあります。ドライアイスが白煙を出す様子に子どもは興味津々だと思いますが、素手で触ったり、口に入れたりしないよう、保護者の方は十分に気をつけてください。
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❶絶対に素手で触らないでください!
二酸化炭素を固体にしたドライアイスは、マイナス78.5℃と極低温であるため、素手で触ると血行不全に陥り、さらに接触が続くと凍ってしまうため、凍傷を引き起こします。軽度の場合、局所的に赤くなって痛みを生じますが、中度の場合は水泡ができ、重度の場合は損傷が皮下組織まで及ぶこともあります。インターネットなどで取り寄せた冷凍食品の保冷容器なども、まずは中にドライアイスが入っていないか確認しましょう。ドライアイスが入っている場合は、素手ではなく厚手の手袋を使用して取り扱いましょう。また、余ったドライアイスは、風通しのよい場所で自然に消滅させることで廃棄が可能です。万が一、凍傷の症状が生じた場合は、まずは患部を40~42℃の湯に浸し、温めてください。患部はこすらず、水泡がある場合は潰さずにガーゼなどで保護して、医療機関を受診してください。
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❷絶対に密閉容器に入れないでください!
ドライアイスは、空気中ですぐに二酸化炭素の気体になり、その体積は元の固体よりも約750倍に膨張します。そのため、ペットボトルやビンなどの密閉容器にドライアイスを入れると、容器内で気化した際、容器が耐えられなくなって破裂するおそれがあります。
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◎消費者庁「ドライアイスによる手などの凍傷や容器破裂に注意」
(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/
consumer_safety_release_170727_0003.pdf)を加工して作成。