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【子育て支援シリーズ】懐中電灯の電池、入れっぱなしでも大丈夫?


台風シーズン到来!非常袋に懐中電灯やラジオを備えているご家庭は多いと思いますが、電池の点検をされていますでしょうか? 電池は使い方を誤ると、「発熱」「液漏れ」「破裂」が起こることがあります。電池を使用する際は、以下の点に注意しましょう。

 


<電池を装填する際の注意>

●電池の向き(+端子と-端子)をよく確かめて、
 正しく装填しましょう。


複数の電池を使用する機器において、1本の電池の+端子と-端子を逆装填すると、充電用ではない電池が充電されてしまい、想定外の化学反応により内部でガスが発生し、ガスとともに電解液が漏れ出すことがあります。

●電池を混合して使用しないようにしましょう。

銘柄が異なる電池、アルカリ乾電池とマンガン乾電池、古い電池と新しい電池等、電池を混合して使用すると、残量の少ない電池が残量の多い電池の働きにより継続して放電する状態(過放電)になり、電池内部で過度にガスが発生し、液漏れすることがあります。複数の電池を使用する機器においては、電池の銘柄を統一し、全部まとめて交換するようにしましょう。

 


<電池を装填した後の注意>

●機器を使用した後は、必ずスイッチを切りましょう。

スイッチを切り忘れると、過放電によって液漏れすることがあります。

●使い切った電池はすぐに機器から外して、
 適切な方法で捨てましょう。


使い切った電池を放置しておくと、過放電によって液漏れすることがあります。使い切った電池は、居住する地域の地方公共団体の指示に従って速やかに捨てましょう。

●長期間使用しない場合は、電池を外しておきましょう。

冷暖房が不要な時期の冷暖房器具のリモコン、使わなくなった子どものおもちゃなどに入っている電池を放置すると、過放電によって液漏れすることがあります。非常用の懐中電灯や防犯ブザーのように、電池を入れたままにしておくことが不可欠な器具については、定期的に電池から液漏れ等がないか、チェックするようにしましょう。


 


<その他の注意>

●金属類と一緒に電池を持ち運んだり
 保管したりしないようにしましょう。


電池をヘアピンやネックレス等の金属類と一緒に保管したりすると、これらを介して+端子と-端子が接続され、ショートすることがあります。特に、アルカリ乾電池は、外装ラベルや-端子付近に設けられた絶縁リングに損傷があると、機器の電池ボックスのバネ端子や導電性の異物を介して、ショートすることがあります。ショートした電池に触れると熱傷を負う恐れがあります。また、ショートや過放電によってガスが発生し、内部圧力が急激に上がった場合、電池が破裂する恐れもあります。

 


●電池から漏れた液に触れた場合は、
 すぐに大量の水で洗い流しましょう。


電池から漏れた液に触れてしまった場合、放置すると触れた部分が腫れたり、皮膚がただれたりすることがあります。漏れた液が乾燥して白い粉状になっている場合も同様です。触れてしまった場合は、すぐに付着した部位を水で十分に洗い流し、必要に応じて医師の診断を受けるようにしましょう。


 


◎消費者庁「電池の発熱、液漏れ、破裂に注意しましょう!」
(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/2018/pdf/
consumer_safety_release_180720_0001.pdf)を加工して作成。

 
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