2021年10月28日(木)
【子育て支援シリーズ】スマホの不正アプリ対策
スマートフォンの普及により、誰でも気軽にインターネットを利用することができるようになりました。その一方で、不正アプリをインストールしたために、自分の住所や電話番号、クレジットカード番号などの個人情報を盗まれたという相談や、高額な料金を不当に請求されたという相談が消費生活センター等に寄せられています。また、本人が気付かないうちに、自分のスマートフォンが乗っ取られてしまい、遠隔操作で写真や音声を勝手に記録されたり、犯罪に悪用されるケースもあります。利用者として適切な対策を講じて自己防衛しましょう。
<アプリをインストールする前に>
不正アプリをインストールしてしまうと、アプリを削除しても、既に個人情報等が盗み出されているなど、取り返しがつかない場合もあります。アプリをインストールする前に、以下の事項についてチェックし、少しでも不審だと思う時は、インストールを中止しましょう。
●安全性の審査を行っているアプリ提供サイトからインストールする
OS提供事業者や携帯電話事業者等が安全性の審査を行うアプリ提供サイト等を利用しましょう。
●不自然な情報や機能の取得・利用を求めるアプリでないか、確認する
以下の内容について、あらかじめよく確認しましょう。
●インストールする前に、アプリの評価等の情報を収集する
例えば、レビューを確認する、インターネット検索を行う、などの方法で情報収集しましょう。
●OSやアプリは常に最新のバージョンにアップデートする
●スマートフォン用のウイルス対策ソフト(アプリ)を利用する
ウイルス対策ソフトをかたる不正アプリも存在するため、信頼できるウイルス対策ソフト(アプリ)をインストールしましょう。
◎消費者庁「スマートフォンでの不正なアプリケーションのインストールに注意しましょう」
(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/internet/pdf/
160224adjustments_1.pdf)を加工して作成。