2023年8月14日(月)
【子育て支援シリーズ】身近に潜む危険「指ターニケット症候群」をご存知ですか?
●穴に指がはまり込んで、抜けなくなってしまうと…。
「指ターニケット症候群」とは、穴に指がはまり込み、締め付けられることで指が腫れるケガのことです。圧迫されて血流が滞るおそれもあるため、指を穴から抜く必要がありますが、抜けずに病院での治療が必要な場合もあり注意が必要です。
●子どもの指がはまりそうな穴がないか、
確認しましょう。
小さな子どもは、指を1本ずつ動かせるようになると、指を物の中に入れたりして、物を探索し始めます。そのため、子ども向けの製品に限らず、子どもが触れる製品などの穴に指を入れてしまう可能性があります。身の回りには大小さまざまな穴や隙間がありますが、特に、子どもに持たせたり、遊ばせたりするものについては、ちょうど指がはまりそうな大きさの穴がないか確認して、思わぬ事故を防ぎましょう。
確認しましょう。
小さな子どもは、指を1本ずつ動かせるようになると、指を物の中に入れたりして、物を探索し始めます。そのため、子ども向けの製品に限らず、子どもが触れる製品などの穴に指を入れてしまう可能性があります。身の回りには大小さまざまな穴や隙間がありますが、特に、子どもに持たせたり、遊ばせたりするものについては、ちょうど指がはまりそうな大きさの穴がないか確認して、思わぬ事故を防ぎましょう。
●毛髪の巻きつきが原因の「ヘアターニケット」も。
乳幼児では、穴や隙間だけなく、毛髪や糸の巻きつきが原因の「ヘアターニケット症候群」と呼ばれる事例もあります。乳幼児が寝る場所は毛髪や糸くずなどが散乱しないよう清潔に保ち、原因がはっきりしない不機嫌が続く場合は、こういった事故が発生している可能性も考慮しておきましょう。
乳幼児では、穴や隙間だけなく、毛髪や糸の巻きつきが原因の「ヘアターニケット症候群」と呼ばれる事例もあります。乳幼児が寝る場所は毛髪や糸くずなどが散乱しないよう清潔に保ち、原因がはっきりしない不機嫌が続く場合は、こういった事故が発生している可能性も考慮しておきましょう。
◎消費者庁「リング状の物や穴に指がはまる事故に注意」(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20220518/)および公益社団法人日本小児科学会「玩具による指ターニケット症候群」
(https://www.jpeds.or.jp/modules/injuryalert/index.php?did=87)を加工して作成。
(https://www.jpeds.or.jp/modules/injuryalert/index.php?did=87)を加工して作成。