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スポーツドリンクを水筒に入れるのはNGって本当?知っておきたい注意点


5月に入って、すっかり暑い毎日になりましたね。
お出かけの際は、冷たい水分を入れた水筒を持ち歩く方も多いのではないでしょうか?
お茶や水以外に、スポーツドリンクを持ち歩きたいという方もいるかもしれませんね。

しかし水筒にスポーツドリンクを入れるのには、いくつかの注意点があります。
今回は、水筒にスポーツドリンクを入れるのがNGと言われている理由と、水筒の正しい使い方を解説します。
■どうして水筒にスポーツドリンクを入れたらいけないの?
 

「水筒にスポーツドリンクを入れたらいけない」と聞いたことはありませんか?
その理由は、傷のついた金属製の水筒に酸性の飲み物を入れると、飲み物の中に水筒の金属が溶け出し、中毒事故が起きる恐れがあると言われているためです。

酸性の飲み物とは、炭酸・乳酸・ビタミンC・クエン酸などを含む飲み物のこと。
スポーツドリンクの他にも、以下のようなものがあります。

●    炭酸飲料
●    乳酸菌飲料
●    果汁飲料

実際に過去には、水筒のスポーツドリンクを飲んだ児童が、頭痛やめまい、吐き気を発症したという事例が報告されています。
この児童が使っていた水筒には、内側に傷がついていたそう。
保温構造部分にまでスポーツドリンクが混入し、水筒の銅が溶けたことが原因であると考えられています。
水筒の正しい使い方を知っておこう!

思わぬ事故を防ぐためには、水筒の正しい使い方を知っておくことが大切です。
ポイントは、次の3つ!

●    水筒の内側をチェックする
●    スポーツドリンクは長時間水筒に保管しない
●    定期的に新しい水筒にする

それぞれについて、詳しく解説しますね。

ポイント1.水筒の内側をチェックする
水筒に飲み物を入れる前には、水筒の内側に傷やサビがないかを必ずチェックしましょう。
ぶつけたり落としたりした場合、見た目にはわからない破損がある可能性もあるので要注意です。
サビや傷のある水筒は金属成分が溶け出す恐れがあるので、絶対に使用しないようにしてくださいね。

ポイント2.スポーツドリンクは長時間水筒に保管しない
スポーツドリンクを入れる場合は、長時間水筒に保管しないことが大切です。
もし長時間保管してしまった場合は、味や色などいつもと違うところがないかよく確認してくださいね。

ポイント3.定期的に新しい水筒にする
古くなった水筒は傷やサビなどがついている可能性があるので、使わない方が安心です。
定期的に新しい水筒に交換して、思わぬ事故を防ぎましょう。
 
水筒を持って、お出かけを楽しもう!

近年発売されているほとんどの水筒には、内側にコーティングが施されています。
各メーカーからは「スポーツドリンク対応」の水筒もたくさん発売されているので、水筒にスポーツドリンクを入れたい方はぜひチェックしてみてくださいね。

入れていい飲み物や使用方法は、水筒ごとに異なるので注意!
思わぬ事故を防ぐためにも、必ず説明書をよく読んで安全に使いましょう。

これから夏に向けて、暑い日が続きます。
お出かけの際は水筒に飲み物を入れて、水分補給を忘れずに楽しんでくださいね。
<参考>
東京都健康安全研究センターリーフレット
「水筒、やかんなど金属製の容器の使用方法にご注意ください!~酸性の飲み物による金属の溶出に伴う中毒に注意~」
 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/pamphlet2/files/metal.pdf
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