2000年5月度 TSS番組審議会報告
とき:2000年5月16日(火)午前11時から
ところ:TSS本社3階会議室
議題
- 自社制作「ひろしま満点ママ!!」について
- その他
審議に先立ち、事務局から4月度の視聴者対応状況を報告。件数は764件と多くなった。特に3月31日の「有珠山噴火関連特別番組」のためドラマ「ザ美容室」最終回の放送時間が変わって問い合わせが続いた。
また、広島東洋カープの全面協力で制作する津田恒美投手の人生を描くヒューマンドラマ「最後のストライク・炎のストッパー 津田恒美・愛と死を見つめた直球人生」(7/28夜9:02フジ系全国ネット)のエキストラ募集の問い合わせが多かった。
また、4月の視聴率状況は、久しぶりにゴールデン・プライムで月間1位を獲得した。
そして、番組の審議に入った。
(1)自社制作「ひろしま満点ママ!!」について
- 朝にふさわしい司会のコンビネーションに好感が持てる。
- 知性のある番組づくりに期待したい。
- たくさんのコーナーがあって見て苦にならない。
- 90分は長すぎるのではないか。
- 気象予報士のキャラクターは定着してくるといい。
- 言葉遣いに気になるところがある。
- 期待したものがあるような番組づくりに努めてほしい。
制作にあたっている企画制作部の角プロデューサーは、今までのようなグルメや旅ものの情報だけを伝えるだけではなく、やや硬いテーマの特集や身近な悩み相談コーナー、県内各地の表情や人情を伝える企画を盛り込んだ番組づくりをめざしている。月曜日の「食」の特集は焦点がぼけているので修正をしたい、司会のキャラクターの定着には時間がかかる、制作者の意図が伝わるように心がけたいと感想を述べた。
(2)その他
アニメーション番組の世界展開をめぐって、意見交換を行った。「ポケモン」は、日米摩擦解消の有効打になるのではないか、など感想が述べられた。
出席者は以下の通り。
岸田俊輔(委員長)上野淳次、竹内晴雄(副委員長)、仁田一郎、中村隆公、
大野徹、福島光宏、末長昌子、原口倫子、飯塚浩彦(順不同敬称略)