2000年7月度 TSS番組審議会報告
とき:2000年7月28日(金)午前11時から
ところ:TSS本社3階会議室
議題
- 自社制作・28局ネット「ニッポンを釣りたい!」(7月2日OA)について
- その他
審議に先立ち、事務局から審議委員の変更について報告。産経新聞広島支局の人事異動に伴い、飯塚浩彦氏から村上栄一氏に変更になった。また、9月いっぱいで竹内副委員長も退任されることになった。そして、まずBROの報告として、伊予テレビの放送した「自動車ローン詐欺事件」に関して審理に入ることになった。そのあと「放送と青少年に関する委員会」に寄せられた意見の概要を報告、番組の中の暴力シーンについて問題提起が目立ったことなど。6月度の視聴者対応状況を報告。件数は442件で、自社制作の「ひろしま満点ママ!!」に関する問合せが増えた。
そして、番組の審議に入った。
(1)自社制作「ニッポンを釣りたい!」について
- 4話オムニバス形式で気楽に見ることが出来た。
- 釣りを知らない人も楽しめた。
- 黒澤親子のほのぼのとした親子関係が伝わってきてよかった。
- 道場さんのキャスティングは女性層を引きつける。
- 釣りと料理、そして自然といった視点で広がりがあった。
- 釣りずきの人には物足りなかったのではないか。
まず、制作にあたった川口修治ディレクターから制作にいたるまでの経過を説明、ターゲットの設定や4話のオムニバス形式にした番組の構成などについて、また、撮影の裏話などもまじえ、番組制作上の留意点などを語った。視聴率は過去最高の広島地区で14.1%、関東地区でも10.0%を獲得できた。製作者のエゴが出ないよう留意するなど、活発な意見交換を行った。
出席者は以下の通り。
岸田俊輔(委員長)上野淳次、竹内晴雄(副委員長)、上野千歳、仁田一郎、中村隆公、
福島光宏、末長昌子、村上栄一(順不同敬称略)