2000年11月度 TSS番組審議会報告
とき:2000年11月13日(月)午前11時から
ところ:テレビ新広島3F会議室
議題
- 自社制作番組「備後新世紀・この人に聞く」について
- 「新聞記者から見た放送」について
審議に先立ち、まず10月度の視聴者対応状況を報告。件数は626件で、自社制作の「ひろしま満点ママ!!」に関する問合せが多く、また、「広島もてなしキング」終了について継続を望む声や佐藤アナに対する激励の声や感想が多かった。
そして、番組の審議に入った。
(1)自社制作番組「備後新世紀・この人に聞く」について
- 備後の人物紹介は新鮮なイメージがした。
- インタビュー構成がよい。
- 人物紹介は、今後地方局の切り口になるのではないか。
- 企業等の紹介をVTRで入れてほしい。
- 字幕で雑誌とのリンクが紹介されていてわかりやすい。
制作に当たった池本逸司プロデューサーは、「おおむね好評でよかった。」「備後でがんばっている地場企業は多い。今後は多岐にわたった人物紹介をしたい。」と感想を述べた。
(2)「新聞記者から見た放送」について
- 家族団らんの時代から個人視聴の時代になってきた。
- テレビは速報性がメリットだ。しかし、意外に記憶に残らない。
- 親もこどもに対して選別視聴になっている。
- テレビの丁寧な作り方は視聴者を白痴化させていく。
- テレビはすえた爛熟期ではなく、また創生期ではないか。
- 大量生産から多様生産になると質が落ちる。
テレビををどうとらえるか、メディアリテラシーなどについて、活発な意見交換を行った。
出席者は以下の通り。
岸田俊輔(委員長)、上野淳次、上野千歳、大野徹、原口倫子、村上栄一、元廣和弘(順不同・敬称略)