2002年4月度 TSS番組審議会報告
とき:2002年4月22日(火)午前11時から
ところ:テレビ新広島 会議室
議題
番組「ラピュタ伝説第2章 みんなの挑戦物語」について
<自社制作・レギュラー> 放送日時:2002年4月7日(日)9時00分~9時30分(30分番組)
審議に先立ち事務局から報告。BRO「熊本・病院関係者死亡事故報道」でテレビ朝日に「勧告」。3月のTSS視聴者対応として番組で取り上げられた大分県の「水」について問い合わせ電話が殺到したことなど。
審議
「ラピュタ伝説第2章 みんなの挑戦物語」について
- リニューアルということで期待感を持って見たが裏切られた。
- 前半の「アイドルマッチ」では全国でベスト8に入る呉市の小学生を紹介するということで、それなりに地域性がでていたが、後半はリニューアルを意識するあまり企画先行になってしまったのではないか。
- タイトルが意味不明。
- 後半の「ロード オブ ザ リング」子供達への指令、説明など不充分であいまい。
- これをやったことで子供達にどんな印象が残っただろうか。なにかをやり遂げたという達成感にはならないのではないか。
- あまりバラエティーとしてのつくりを意識せず、素直に地域性に密着した方がよいのではないか。
- 有名タレントに依存せず、地元をもっとアピールすればよいのではないか。
- 最近のこどもはこんな動きをするのか、英語で挨拶が出来るのか、といった新たな発見もあった。
- 制作者の意図をもっと明確にしてアピール度の高い番組にしていって欲しい。
制作担当・川口修治ディレクター
- 中国地方の元気な人々を紹介するなど、なるべくわかり易い番組作りを目指していた。
- 子供達への事前説明は十分したが放送時間の関係でカットしたシーンが多く、安易な作りに見えてしまった。
- 今後は地元イベントなどへの参加に力を入れるなど、「地元に挑戦」していく、見ごたえのある情報番組にしていきたいと述べた。
出席者は以下のとおり
岸田俊輔・委員長 上野淳次・副委員長 上野千歳 大野徹 福島光宏 末長昌子 原口倫子 村上栄一 岡崎元紀
なお蔵本順子委員は3月度をもって退任。