TSSテレビ新広島

2002年11月度 TSS番組審議会報告

とき:2002年11月19日(火)午前11時から

ところ:テレビ新広島 会議室

議題

  1. 番組「すべて見せます!広島つけ麺!味と人気の秘密大公開スペシャル」について
    <自社制作・単発>2002年11月17日(日)16時00分~17時25分 放送(85分)
  2. 「最近の放送番組から」

審議に先立ち事務局報告としてBRO最近の事例、TSSの10月度の視聴者対応として「キム・ヘギョンさん独占インタビュー」について電話が殺到したことなど。

(1)「すべて見せます!広島つけ麺!味と人気の秘密大公開スペシャル」について

  • 85分が短く感じられた。ブームの勢いが伝わってくる番組だった。
  • 50軒は多すぎたが、ポイントごとに芸能人、大学教授の話などをおり込んで工夫されていた。
  • 広島ローカルの「つけ麺」の人気を高め、支えていこうという意志が感じられてよかった。
  • 沢山の取材をした努力に敬意を表したい。
  • つけ麺を食べたことがないが食べてみたくなった。
  • 店名、電話番号などがVTRの最初に出るだけなので、映像を見て行きたいと思ってもどこかわからなかった。
  • 木村シェフのキャラクターがよかった。
  • 所々のコーナーに工夫があったこともわかるが、全体に忙しい番組で展開が急なため、ついていけなかった。
  • 「家庭で出来る・・・」のコーナーでは出演者2人ともエプロンをしていなかった。エプロンぐらい着けるべきではないか。
  • コメントが「おいしい」か「辛い」しかなかったが、別の表現があってもいいのではないか。
  • 店によって放送時間の長短があったが、長い店の方がおいしいのかと思ってしまう。

制作責任者である小口省三・編成制作局次長はこの番組は企画制作部だけでなく報道部、スポーツ部をはじめ営業部門も加わった全社横断的取り組みで生まれた番組であること、全国の系列局のみならずBS、CS、ブロードバンドにも番組販売をすすめていることなど次代を睨んだチャレンジとしての企画意図を述べた。「つけ麺を食べてみたいという欲求」を 持っていただいたようなので、成功と考えたい。

「最近の放送番組から」

  • 討論番組などでキャスターが政治家に対し罵倒としかとれないような辛辣な批判を繰返し目に余る。
  • ワイドショーとニュース報道を混同していないか。
  • 必ずしも公正な立場で作っていると思えないような偏向した番組も目立つ。

以上のような意見が委員から出され、TSS社内委員と活発に議論した。

<出席委員>
岸田俊輔委員長、上野淳次副委員長、上野千歳、村上栄一、原口倫子、岡崎元紀
戻る