2003年2月度 TSS番組審議会報告
とき:2003年2月14日(金)午前11時~
ところ:テレビ新広島 会議室
議題
番組「ひろしま満点ママ!!」について<自社制作・レギュラー>
放送日時:毎週 月~金 9時55分~11時25分(90分生放送)
審議に先立ち事務局から報告。BRCが1月21日「女性国際戦犯法廷報道」問題で申立て人とNHK双方に対しヒアリングをしたこと。放送番組向上協議会とBRCが7月組織統合する予定であることなど。
審議
「ひろしま満点ママ!!」について(2月5日の放送を中心に)
- 安心して見ることが出来た。知らない情報も盛り沢山で満足した。
- 番組がスタートした3年前に比べ司会の2人が落ち着きすっかりTSSの朝の顔として定着した。
- 馴れ合いになっているのか、やりとりが聞きにくくなる事もある。
- 流し見というか、主婦が何かしながらつけっ放しで見るには見やすい番組。
- 「ながら視聴」するには少ししゃべりが早口すぎる。
- 河内町商工会の人達の一生懸命さが伝わってきた。町おこしにもつながっている。
- 下駄職人の方はまさに現代社会へのアンチテーゼであり、見応えがあった。あのような職人気質こそ社会全体で守り支えていきたいもの。
- 下駄職人の方。あのような素晴らしい人が広島にいたのかと驚いた。あの人のおかげで番組全体の品格が上がっていた。
- 宣伝(パブリシティー)が巧妙に入れられている。
- 小さな子供がいる主婦達も多く見ていると思うので子供の喜ぶ情報も入れればいいのではないか。
- 河内町の歴史を感じた。歴史のある町にはそれなりの落ち着きがある。
- 河内町の取材、アポなしという割にはうまくいきすぎていないか。
- 神辺町の合併についての間違い。訂正が遅すぎる。気が付けばすぐに訂正すべき。
- 次回の訪問地の抽選で、間違えたことでやらせでないと思った。生らしさが出ていた。
- ローカル色は出ていたが取材された地元でなにも知らないことが多い。きめ細かな広報も必要ではないか。
- ホームページを見たが載っているのはほとんどお店の情報ばかり。取材した町の特色などについてのコメントなど載せて欲しい。料理コーナーのレシピは便利。
- この番組に限らずFAXを募集して紹介しているが、必ずしも正しい日本語ではない。それをそのまま読むことに疑問を持つ。
- 番組が始まって3年が経過し、安定したいい番組に育ってきた。是非このような番組を続けていってほしい。
これらの意見に対し番組プロデューサーである企画制作部の角和信は「県内の市町村をまわる企画は自分が最もやりたかったことなのでこだわって続けている。アポなし取材はは実際にやっていること。人との触れ合いで地域のよさを出していきたい。」と企画意図などを述べ、委員と活発に意見交換した。
出席者は以下のとおり
岸田俊輔(委員長)、上野千歳、末長昌子、福島光宏、村上栄一、原口倫子、小川秀久