2004年6月度 TSS番組審議会報告
とき:2004年6月22日(火)11:00~
ところ:(株)テレビ新広島 役員会議室
議題
- 「西ブロック四局共同制作 総合距離バラエティー 神ワザ!ワンダホー!!」
<ゲスト>企画制作部 角 和信 - 「地上波デジタル放送サービスとデジタル放送の現状」
<ゲスト>デジタル推進部 佐々木 輝彦
報告事項
*(株)テレビ新広島 有澤社長より
- 今週6/25の株主総会をもって、社長を松本副社長に交代する。
- それに伴い、役員の坦務変更・局長人事を行う。
- 従って、現体制での番組審議会は今回が最後となる。
*事務局より
- BPO報告
「BRC」…自民党 藤井議員「国会不規則発言」のテレビ朝日に対して、「勧告」という委員会決定。 - 視聴者意見総数報告
- TSS5月度視聴者意見報告
審議
(1)「西ブロック四局共同制作 総合距離バラエティー 神ワザ!ワンダホー!!」
<6月5日(土)13:00~14:15放送>
- 距離に関する10人の達人紹介は、テンポがあり視聴者を飽きさせないと言う点では良かったのではないかと思うが、番組として一体 何を伝えたかったのかがわからない。
- 技を習得するまでの苦労や過程等をもっと掘り下げて紹介したら良かったのでは。
- タイトルの「総合」の意味は?
- タレントがゲームをする場面があったが、本人達だけが楽しんでいて視聴者が置き去りになっていた。気の利いたタレントの起用というのは、なかなか難しいと思った。
- 「ドラム缶転がし」の技のように、日頃 地味な仕事のなかで培った技が披露されるのはとても良いことだと思う。
- 企画としては面白そうなのに、それほど面白さを感じなかったのは 楽しく深くなるようなタレントを起用していなかったからか?お笑いのタレントが台無しにしてしまったのかもしれない。
- むりやり「距離」にこじつけなくても、「神ワザ」だけでも十分だったのでは。
- 「トリビアの泉」の人間版のような番組だった。
- 番組の中で「神ワザ」とまとめて紹介されていた技でも、「職業上の技」と「趣味の上での技」と2通りあると思った。ドラム缶転がしの人や駐車場入れの人はプロの技で、我々も感動する。
- 身近なワザであれば、自分でも試すことができ、楽しんでみることができた。
- バラエティータレントの意味のないはしゃぎ方は傾向なのか?はしゃげばはしゃぐほど、テンポが速くなりついてゆけなくなる。
これらの意見に対して担当プロデューサーの角 和信は、
- KTV・THK・TNC・TSSの4局でネタを検討して決めている。今回は、肩が凝らずに気楽に見てもらえる番組制作を心がけた。
- タレントの起用についてご意見を頂いたが、やはりバラエティー番組でタレントがいなければ、とても地味な番組になってしまう。明るく楽しく見せるのがバラエティーだと思うので、タレントは不可欠だと思っている。
- 「距離の達人」を探すリサーチ作業は、とても難航した。もっと「4局共同」の地域色を強く押しだした神ワザが紹介できれば良かったが、他地区の達人やこじつけの人も入れざるを得なかった。
等の発言があり、委員との活発な意見交換が行われた。
(2)「地上波デジタル放送サービスとデジタル放送の現状」
上記議題について、デジタル推進部の佐々木輝彦から報告があった。
- 2006年12月から広島地区でも始まる、地上波デジタル放送の特徴について
○高画質・高音質による映像音声サービス
○データ放送・モバイル向けサービス等の複数サービス
○EPG(電子番組表)による録画予約が可能。 - デジタル放送までのスケジュールについて
- デジタル化に伴う周波数使用状況
- アナログ周波数変更(アナアナ変更)について
- 東阪名デジタル化状況
- 広島地区におけるデジタル化作業
- テレビ新広島デジタル化設備対応
これらのテーマに基づいて、委員に対し報告がなされた。
- 次回番組審議会:
- 2004年7月14日(水)17:00~
<議題>(1)「ニッポンを釣りたい~旬の味、こころの故郷、人情旅~」
(2)「自由討議」
- <出席委員>
- 岸田俊輔委員長 上野淳次副委員長 福島光宏委員 末長昌子委員
山田知子委員 内田隆之委員 前田益男委員 以上