2005年3月度 TSS番組審議会報告
とき:2005年3月29日(火)11:00~
ところ:(株)テレビ新広島 役員会議室
議題
*「4月改編について」
*「春高バレーコーチングキャラバン 強気が生んだ奇跡 広島市商バレー部の7ヶ月」
(2005年3月12日 土曜日 12:00~12:55放送)
事務局より
- *BPO報告
NHK名古屋放送局「産婦人科医院 行政報道」について
「制作プロダクションと放送局の関係」
青少年へのテレビメディアの影響調査 - TSS 2月視聴者対応報告
議題
「4月改編について」
4月改編タイムテーブルに基づき、川口編成制作局長より、ローカル改編・ネット改編にわけて説明があった。
「春高バレーコーチングキャラバン強気が生んだ奇跡 広島市商バレー部の7ヶ月」
- さわやかな感動を覚えた番組だ。諦めない気持ちを持ち続けられるようになった生徒の成長ぶりが素晴らしい。
- 時系列的に描かれていて分かりやすかった。
- 若い頃チームプレーのスポーツをやらなかった自分が悔やまれるほど良い番組で素直かつ丁寧に制作されていて素敵な番組だ。
- コートに出なかった控えの選手にもスポットを当てて欲しい。
- 生徒直筆の字幕スーパーは良い工夫だった。
- 寺廻コーチが"3枚ブロック"という新戦術を取り入れた理由をいれてほしかった。
- 寺廻コーチの涙に自分も思わず涙が出た。目標を持つことで生徒の顔がここまで変わるのかと感動し、バレー魂を伝えたいと思う熱意が画面から溢れていた。
- 選手の顔が見える番組で、ニックネームで選手を紹介した工夫が良かった。
- 石井アナのナレーションやBGMが良かった。
- 広島市商がマッチポイントに追い込まれた場面の寺廻コーチの発言は残念だ。
- 学校内のバーベキューで、寺廻コーチがビールを飲んでいたのが気になった。
- ドラマを超えたドラマ。作り手の力量を感じた番組だ。
- 技術だけではなく、寺廻コーチの精神的な指導が強調されていて見応えがあった。
- 制作する前の情報の整理が、良い番組につながったのでは。
これらの意見を受けて、スポーツ部の木谷真弓ディレクターは、
- 学校内のバーベキューは、説明不足で誤解を招いたが、これは保護者主催の恒例行事で、学校側からも認められている行事だった。その説明をナレーションなどで入れるべきだった。まだ生徒と寺廻コーチとの間に距離があった時期で、その距離感 を表現するために採用した。
- “3枚ブロック”を導入した理由の説明は、加えた方が良かった。
など番組制作の現状を、委員からの意見や質問に対する回答を交えながら発言。
積極的な審議が行われた。
- 次回番組審議会
- 2005年4月22日(金)11:00~
<議題>「TSSスーパーニュースFNN」
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・上野淳次副委員長・大野徹委員・末長昌子委員・山田知子委員・池田明子委員・内田隆之委員・前田益男委員 以上8名
※なお、今回の番組審議会をもって、上野淳次副委員長は退任となった。
上野副委員長は平成6年4月から11年、テレビ新広島の番組審議委員を務めていただいた。