2005年6月度 TSS番組審議会報告
とき:2005年6月17日(金)11:00~
ところ:(株)テレビ新広島 TSS本社会議室
議題
*自社制作番組『サタ・スポ』(6月4日・11日放送)
*『プロ野球セ・パ交流戦』
事務局より報告事項
- *BPO報告
- TSS 5月度視聴者対応状況報告
議題
自社制作番組『サタ・スポ』(6月4日・11日放送)
- ひとつひとつの企画が視聴者に分かりやすく構成が整理されていた
- 幅広い年齢層に受ける番組に育ってきている
- 人物の紹介は地域に密着したスポーツの魅力、楽しさを伝えており、親しみやすい
- セットの作りや番組の構成はスマートで全国レベルのスポーツ番組に引けをとらない
- カープやサンフレッチェのハイライトは親しみを感じる
- クラシックバレエは芸術・文化であってスポーツではないと思ったが、地域の情報発信という観点では良いのではと感じた
- バレエの世界が理解出来て良かった
- スタジオで演じられたバレエは迫力があり訓練を積んだ技と生の緊張感は十分に伝わった。視聴者の心を打ったのでは
- 主人公の幼少時代の葛藤を本人の言葉で本音が語られたら深みが出たのではないか
- いかに父親を説得したのかさらに掘り下げて欲しかった
- K-1選手の中迫さんのコメントは名言が光り、格闘技に関心のない者も惹きつける魅力があった
- 達川解説者の指導はわかりやすく、一般スポーツの指導者が参考にできる内容だった。CGも効果的だった
- マイナースポーツを取り上げることによって地域スポーツの振興につながるのでは
- コメンテーターの寺廻氏の発言は実感があって説得力がある
などのコメントが寄せられた。
これらの意見を受けて、スポーツ部の黒川陽央プロデューサーは
- 4月からは分かりやすさをテーマにシンプルな構成で制作している
- クラシックバレエは厳密に言うとスポーツではないが、広い意味で世界に向けて頑張っている少年の存在を紹介することは意義があると思い取り上げた。
- ゲストの人物像を限られた時間の中でいかに伝えていくか、取材構成部分の掘り下げやスタジオでの演出など、今後の課題と考えている
- 中迫選手は一言質問すると素晴らしい答えが返ってきて非常に取材がしやすかった。
などとコメントした。
もうひとつの議題『プロ野球セ・パ交流戦』については、
- 今までにない盛り上がりと新鮮さを感じた
- ファンと球団のあり方、地域との関わりを見つめ直すきっかけになったのでは
- 一極集中から抜け出す良いチャンス
など積極的な審議が行われた。
出席者は以下の通り。
松浦雄一郎委員長・大野徹副委員長・福島光宏委員・池田明子委員・中嶋健明委員(順不同)。
なお、今回の番組審議会をもって、福島光宏委員は退任となった。福島光宏委員は1996年7月から9年間、テレビ新広島の 番組審議会委員を務めていただいた。