2005年7月度 TSS番組審議会報告
とき:2005年7月15日(金)11:00~
ところ:(株)テレビ新広島 TSS役員会議室
議題
「ニッポンを釣りたい!~極上の休日★三つの癒し旅~」
事務局より報告事項
- 徳永修委員 新任ご挨拶
- 6月24日付けで社内体制が交代。番組審議会のTSS社内委員も変更となった。松本社長・永野副社長・田井常務・川口取締役(編成制作局長委嘱)・島村報道スポーツ局長・川上編成部長
- BPO報告
- TSS 6月度視聴者対応状況報告
議題
「ニッポンを釣りたい!~極上の休日★三つの癒し旅~」
- 三つのグループそれぞれにキャラクターの組み合わせの面白さがあり、釣りの楽しさが伝わってきた。
- 石垣島での女性素人の釣りに対して宇和海では男性プロ級の釣り、宇和海での郷土料理対北海道の道場さんの料理というように対比の面白さが感じられた。
- 石垣島の場面は釣りのダイナミック感や蛸のしめ方などびっくりするようなエピソードも盛り込まれ特に楽しかった。
- 宇和島での松岡さんの疑似餌を使ったマニアックな釣りは釣り好きの方にも刺激になったのではと感じた。
- 北海道での渓流釣りは地味であったがゲスト二人の釣り対決や道場さんの料理などボリューム感があって見応えがあった。
- 地域素材を効果的に取り込みながら、地元の人たちを脇役におかない配慮が感じられ、一体感があって大変よかった。
- 釣り方や用語解説などに釣りを知らない視聴者を飽きさせない工夫があった。
- タレントが“素”で楽しそうだった。やらせ感がなく爽やかであった。
- 夏の石垣島から雪の北海道と、日本は広いなというスケール感を感じた。
- 羽佐間さんのナレーションはさわやかで耳に残り、番組を引き締めていた。
- 山口さんが始終タオルを頭に巻いていたのは気になった。
- 渓流釣りは隠れて音を立てずに釣るもので天候の悪さもあったがトーンが低くなるのは致し方ないのだろう。
- 料理のレシピは詳しく紹介した方が良いのではないか。
- 「ニッポンを釣りたい!」というタイトルは素晴らしく、釣りだけでなくニッポンの魅力を釣りたいというようなイメージで番組がつくられていたと感じた。
- 松岡さんの台詞は若いのに哲学的で味があった。
これらの意見に対して、番組担当のTSSプロダクションの清水チーフディレクターは
- 蛸を噛んで絞める場面は体験することで命のすごさを共感できると思い取り上げた。
- その地域に住む方の独特な文化を紹介することも大切だと思う。
- 疑似餌を使った釣りは違いや楽しみ方などなじみのない方にも楽しめるように考えた。
- 北海道での渓流釣りは雪が降り、寂しさを感じさせたが、南の石垣島との気候の変化を感じてもらえればと番組的にはプラスとなるよう表現を考えた。
など積極的な審議が行われた。
- 次回番組審議会
- 8月は休会
9月は開催日時未定
<議題>(1)「10月改編」
(2)「被爆60年 ヒロシマの声はいま」
(2005年8月6日(土)16:00~16:55)
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・大野徹副委員長・山田知子委員・池田明子委員・前田益男委員・中嶋健明委員・徳永修委員