2005年9月度 TSS番組審議会報告
とき:2005年9月13日(火)11:00~
ところ:(株)テレビ新広島 TSS役員会議室
議題
TSS報道特別番組『被爆60年 ヒロシマの声はいま』
事務局より報告事項
- BPO報告
- TSS 8月度視聴者対応状況報告
議題
TSS報道特別番組『被爆60年 ヒロシマの声はいま』
- 高齢な被爆者の生の声を残すことは意義深い
- 原爆の悲惨さを伝えることの難しさを痛感した。生美さんの語り部としての姿が印象的だった
- 生美さんの姿から痛々しさを感じながらも強い感銘を受けた
- 過去の映像にインパクトを感じた
- 原爆の被害状況を描いたスケッチに惹き付けられた
- 広島だけでなく各地で放送されることは意義がある
- 生美さんが命の重さに気づかせてくれた
- 生美さん夫婦の人生を中心に描いた方が番組の意図が伝わったのでは
- テーマを絞り込んだ方が良かったのでは
- 生美さんと次世代の語り部たる女子大生との接点の描き方が弱かったのでは
- ヒロシマの生の声が少なく、ナレーションが代行しているように感じた
- なぜ関心がないのか、広島から何を訴えていくのかも追求してもらいたい
これらの意見を受けて、番組を担当した報道部の藤井英里子記者は
- 番組の動機は、被爆者の声を聞きたいという想いからだった
- 生美さんの起用については、人柄的に惹き付けるものがあったからで、生美さんの今の姿を描くことに意義があると考えた。ご主人の過去のエピソードは後から知った
- 壁にぶつかる女子大生の姿とヒロシマの姿は重なるものある
- 広島県外からヒロシマを見ている人の方がメッセージを素直に受け入れ、伝える意識が強いのではないかと思い、群馬県の小学校を取り上げた
- 感じたままを順番に並べ、番組が散漫な印象になった
など積極的な審議が行われた。
- 次回番組審議会
- 10月14日(金)
<議題>「広島もてなしキングリターンズSP」 (2005年10月2日(日)16:00~17:25)
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・山田知子委員・池田明子委員・内田隆之委員・中嶋健明委員・徳永修委員