2006年4月度 TSS番組審議会報告
とき:2006年4月17日(月)11:00~
ところ:(株)テレビ新広島 役員会議室
議題
*西ブロック4局共同制作
「あっぱれ!ニッポンのルール」(3月19日放送)
事務局より
- *BPO報告
- TSS 3月度視聴者対応状況報告
議題
西ブロック4局共同制作
「あっぱれ!ニッポンのルール」
- 地域の情報を扱うことは地域へのエール
- タメになる楽しい番組
- 教授による解説が良い
- 進行パターンが統一されていて分かりやすい
- 気軽に楽しめるタッチで良い
- 深く掘り下げた情報を軽く見せる工夫があればなお良い
- 悪ノリし過ぎた場面もあった
- 印象に残らない番組
- 地域の文化をテーマにしたことは評価できる
- MCとゲストのトークが噛み合っていない
- しきたり・ルール・規則・文化の意味の違いが整理されていない
- しきたりの現状や背景に触れなかったのは残念
- 最大公約数的な作りになっている
- 見せ方や掘り下げ方に工夫を
- 撮影現場での対談は、セットでは演出できない臨場感があった
- バラエティで民俗学を扱うのは難しい
- イイトコ取りではなく、違和感を取り上げることが大事
- 意味のないことをするのが風習とするならば、意味のないことをする価値について伝えなければ
- 物事の本質を意識して制作すべき
- 番組の意図が理解できない
- ユーモアには知性が欲しい
- 進行には専門家も必要では
- 制作者は現代社会に欠けてるものを示したかったのでは
- 着想は良いのだから、今後も続けるべき
- 取材期間として1年は必要
これらの意見に対して、番組を担当した角和信プロデューサーは
- 4局の企画コンペでテレビ新広島案が決定し制作した
- 見る機会のあまりないしきたりを改めて紹介しようというのが制作意図
- 取材期間中にしきたりが少なく、ほとんど祭りになってしまった
- しきたりと祭りが混在してしまったのが、チグハグの原因と反省している
- 出演者に各々の世界のしきたりの話を期待したが難しく、展開がずれてしまった
- 八木教授にはご意見番として学術的な解説をお願いした
- 番組の構成は、日曜午後の放送を考慮して、誰にでも楽しんでいただけるよう配慮した
- 限られた取材期間に実際に行なわれているしきたりが少なく、企画の狙いとずれてしまった
など、審議が行われた。
- 次回番組審議会
- 2006年5月23日(火)11:00~
<議題>「第40回織田幹雄記念国際陸上競技大会」 4月29日午後4時放送
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・山田知子委員・池田明子委員・中嶋健明委員・徳永修委員・西島俊哉委員・荒木史子委員(順不同)