2006年5月度 TSS番組審議会報告
とき:2006年5月23日(火)11:00~
ところ:(株)テレビ新広島 TSS本社会議室
議題
*第40回織田幹雄記念国際陸上競技大会(4月29日午後4時放送)
事務局より
- TSS 4月度視聴者対応状況報告
議題
第40回織田幹雄記念国際陸上競技大会
- スポーツに興味のない人にも分かりやすい構成
- 場面展開時のバナーが邪魔
- タイム表示は右下が良いのでは
- 選手の表情を良く捉えている
- 女男の競技バランスに片寄りがある
- エンディング音楽が番組の雰囲気とマッチしている
- 最近のユニフォームはテレビ映えする
- 短時間の競技をダイジェストで見せるのはテンポがあって良いが、長時間の競技を編集して見せるのは難しい
- 取材対象が有名選手に片寄っている
- 女子3000メートル障害はマイナーだが面白い
- マイナー競技を紹介することも大切
- 大会の位置づけなどの情報も知りたい
- 競技の合間に大会の歴史を紹介しても良いのでは
- 出場選手の記録を含めた紹介があれば、視聴者は競技に興味を持つ
- 為末選手の国体記録の紹介があれば、周年事業としての味わいが深まったかも
- 日本新記録更新の棒高跳びの紹介があっさりとしていたのは残念
- 90分飽きさせずに競技を紹介している
- アマチュアスポーツの清々しさを堪能
- 織田幹雄さんのエピソード紹介がもう少しあっても良いのでは
- 日本記録を更新した錦織選手の跳躍は美しい
- “もしかしたら”という実況があったが、事前に調べておくべき
- フィールドとトラックの競技を分かりやすく紹介している
- 陸上競技は地味という先入観で視聴したが、面白さを発見できた
- 競技者の緊張感が伝わってくるようなカメラ割り
- 女子3000メートル障害の解説はデータ不足
- 残りの周回数が視覚的に表示されていたら、レースの駆け引きにも興味がわいたはず
- 撮って出しの部分を実況風に見せる構成に一考の余地がある
- 女子のハンマー投げや棒高跳び、3000メートル障害は最近競技として認められたもので、選手を集めるのに苦労されたと思う
- 広島の有望選手を登場させるべく努力してほしい
などのコメントが寄せられた。
これらの意見を受けて、平本和巳ディレクターは
- トラックとフィールドで同時進行で行なわれている競技を、視聴者に分かりやすく伝えることを第一義に制作を行なっている
- 選手の息づかいやこだわりを伝えたい
- スポーツ番組で大切なのはナマの臨場感
- バナーはさりげなく入れたつもりだが目立ってしまった
- データ表示は配置やデザインを検討していきたい
- 大会の位置づけについての情報や為末選手の国体映像などのご意見は今後の制作に生かしていきたい
- 日本新記録のシーンはもう少し時間を割けば良かったと反省している
- 映像・音声を通してスポーツの醍醐味を伝えてゆきたい
など、審議が行われた。
- 次回番組審議会
- 2006年6月20日(火)11:00~
<議題>「明けない夜はない~小さなテント小屋の560日~」 5月27日(土)午後4時放送
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・大野徹副委員長・池田明子委員・中嶋健明委員・徳永修委員・西島俊哉委員・荒木史子委員(順不同)