2006年10月度 TSS番組審議会報告
とき:2006年10月16日(月)11:00~
ところ:(株)テレビ新広島 TSS役員会議室
議題
*FNSソフト工場『失敗がいっぱい』
事務局より報告事項
- BPO報告
- TSS 9月度視聴者対応状況報告
議題
FNSソフト工場『失敗がいっぱい』
- 番組主旨が素晴らしい
- 希望を持てというメッセージを伝える番組として高く評価
- 成功の秘訣はネバーギブアップと再確認
- 失敗した時に自分を客観的に見つめる目が必要
- 導入部の印象とその後の展開が異なっていた
- ゲストの人選に期待感が高まった
- ゲストの言葉が胸に響いた
- ゲスト自身のエピソードをもっと盛り込むべき
- ゲストから挫折のニオイがしない
- 司会のほしのさんは力不足
- 秋本さんのクールなコメントに好感
- 法則の理由づけがイマイチ
- 秘話を探した苦労が生かされていたか疑問
- 一つひとつの事例は面白くコンパクトにまとまっている
- 成功のための失敗というトーンは窮屈
- 成功が最上という価値観で番組が作られている
- 結果で判断する価値観は良くない
- 成功と失敗の間にあるグレーゾーンも大切
- 構成ありきで作られた番組
- 構成が複雑で消化不良気味
- 内容が盛り沢山で表面的な話に終始
- まじめすぎた感がある
- 教育番組のよう
- 今後テレビのコンテンツとして教育は重要
- 番組ターゲットは誰か
- 六本木ヒルズの関口邸をスタジオとして使ったのは短絡的
- 字幕処理にイライラした
- ナレーションの言葉に心づかいを
- 人生の応援歌のような番組のシリーズ化に期待
- “失敗を成功に変えるピラミッド”に制作者の意気込みを感じた
これらの意見に対して、番組を担当した白神道空ディレクターは、
- 失敗は悔やむことではないというメッセージを伝えるために企画
- テレビを見る人全員が対象という気持ちで制作した
- 構成ありきではなく、100以上の事例から7つのエピソードを選んだ
- 失敗は心のあり方で良い方向に向かうことをピラミッドで表現
- もう少し打ち合わせに時間を費やしていたら、構成もビジーにならなかったと反省している
- メインキャスター役の秋本さんより、自分はコメンテーターに徹した方が面白いという申し出があり、アシスタント役のほしのさんが急遽司会になった
など積極的な審議が行われた。
- 次回番組審議会
- 11月20日(月)
<議題>(1)「TSSスーパーニュース FNN」 (毎週月曜日~金曜日 17:54~19:00)
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・大野徹副委員・池田明子委員・中嶋健明委員・徳永修委員・西島俊哉委員・荒木史子委員(順不同)。