2006年11月度 TSS番組審議会報告
とき:2006年11月20日(月)11:00~
ところ:(株)テレビ新広島 TSS役員会議室
議題
*「TSSスーパーニュース FNN」
事務局より報告事項
- BPO報告
- TSS10月度視聴者対応状況報告
議題
「TSSスーパーニュース FNN」
- キャスターの冒頭の一言に、アットホームな雰囲気と信頼感を感じる
- 信頼感の醸成には、キャスターの声の質や語り口が重要
- キャスターの服装には知性も必要
- 情報の正確さやシャープな表現を期待
- ニュース番組をニュースショー的に扱うことを懸念
- 言葉遣いに疑問を感じる時も
- 画像に変化がなく単調に感じる時も
- 堅いニュースが続く時はビジュアル面での工夫も必要
- 地域色豊かな素材をもっと積極的に扱うべき
- うづみ料理のニュースは全国に発信できる面白い話題
- 黒田残留のニュースには、地方都市の良さと温もりを感じた
- 黒田投手をスタジオに呼んでほしかった
- タイムリーな情報をネットからローカルへ展開していて分かりやすい
- 道路整備など自転車の環境も取り上げてみては
- 菅茶山の掘り下げ方が足りない
- 竜巻発生のメカニズムを分かりやすく表現していたが、まとめ方が投げやり
- 季節の風景を短く紹介しているのは好印象
- ニュースの並べ方など、番組全般の統一感が希薄
- ニュースの主義主張がまとめられるようになると、統一感が出てくるのでは
- 1日遅れのニュースがあったが、最新の情報を伝えるべき
- いま伝えるべきニュースかと、疑問を感じることも
- 専門知識が必要なニュースは、背景を整理して伝える必要がある
- ニュースに求められる客観性を取材の現場で保てるかが重要
- 最近の若い記者は、積極性が足りない
- いま起きていることを伝えるのが精一杯という現状もある
- 煽るのではなく真実を伝えるのが、報道の使命
- 事件事故を伝えるだけでなく、抑止の側面もある
これらの意見に対して、番組担当のTSS報道デスクの大藤 潔は、
- “身近なニュースを分かりやすく!”を基本に制作している
- 時間に追われ、切り込みが浅くなってしまい、日々反省している
- 若い記者の育成も課題
- リポーターの装いは、現場の状況に合わせるよう注意している
- 現場の状況に煽られないよう、客観的な取材と報道を心がけている
- 企画ニュースの一部は系列局と素材交換している
- 素材交換によって視野が広がる利点も
- 臓器移植関連のニュースは、ローテーションの関係で専任を付けられない上、難事件を短い枠にまとめなければならない難しさがあった
- 最近のネットニュースには、センセーショナルな報道姿勢を感じる
など積極的な審議が行われた。
- 次回番組審議会
- 1月
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・池田明子委員・中嶋健明委員・西島俊哉委員・荒木史子 委員(順不同)。