2007年3月度 TSS番組審議会報告
とき:2007年3月19日(月)11:00~
ところ:(株)テレビ新広島 役員会議室
事務局より
- *BPO報告
- TSS 2月視聴者対応報告
議題
幸せの星に導かれて~伝統航海カヌー・ホクレア号 日本へ~
(2007年3月10日(土)午後4時放送)
- 爽やかな印象の番組
- 番組全体がバランス良くまとまっていた
- 構成が自然でテーマがはっきりしていた
- 高樹沙耶さんのリポートとナレーションのコンビネーションが良かった
- ジェイク・シマブクロさんのウクレレ演奏は素晴らしい
- 演奏シーンにハワイの風景を重ねても良かったのでは
- “航海は冒険ではない。次の世代への夢と希望”という言葉に感銘
- 人間は自然の一部であることをナイノア船長は伝えたかったのでは
- ホクレア号は現代社会への警鐘と自然回帰を示していた
- 日系移民の話は興味深い
- ポリネシアの人たちのルーツを探す旅への思いに感動
- ポリネシアの人たちは自国の文化を真剣に受け止めている
- スターナビゲーションには知的好奇心をかき立てられた
- えひめ丸沈没事故現場で献花するシーンが軽い扱いで残念
- 航海の凄まじさを伝えていないのが残念
- 日本への航海を密着取材すべき
- 続きを見たい気持ちになった
- ホクレア号の航海の最終地点まで取材を続けてもらいたい
- 12人の乗組員には家族のような信頼関係が必要だという人間関係を続編では 見せてもらいたい
- エンディングの余韻としてハワイと広島のつながりを感じた
- ハワイ州観光局のCMが多い
- CMのタイミングに違和感はなかった
- もっと良い時間帯で放送しても良いのでは
- 番組誕生の経緯を知りたい
- ホクレア号の航海そのものの広報が十分ではない
などのコメントが寄せられた。
これらの意見を受けて、池本逸司プロデューサーは
- 番組はハワイ州観光局からの企画提案で始まった
- 観光情報ではなくホクレア号を紹介したいという要望があった
- 番組のテーマは、ホクレア号とは何か、なぜ日本へ行くのか
- ホクレア号はシーカヤックを板で繋いだだけの簡単な構造
- 機械に頼らない航海は大丈夫なのか心配だった
- ナイノア船長から“これは決して冒険ではない”と言われた
- 安全を第一に航海しているのでスケジュールが決まらない
- 広島への寄港はゴールデンウィークを予定していたが5月中旬にずれ込みそう
- 続編では航海の様子も撮影したい
- えひめ丸沈没事故現場の件は、追悼の意味を込めてウクレレの演奏を中心に構成した
など委員からの意見や質問に対する回答を交えながら発言。
積極的な審議が行われた。
- 次回番組審議会
- 2007年4月23日(月)11:00~
<議題>『サタ・スポ』
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・大野徹副委員長・山田知子委員・池田明子委員・中嶋健明委員・徳永修委員・西島俊哉委員・荒木史子委員(順不同)。