2007年7月度 TSS番組審議会報告
とき:2007年7月23日(月)11:00~
ところ:(株)テレビ新広島 役員会議室
議題
*『ニッポンを釣りたい!~気になる人と旅に出よう~』
(6月24日午後4時05分放送)
事務局より
- *BPO報告
- TSS 6月視聴者対応報告
議題
『ニッポンを釣りたい!~気になる人と旅に出よう~』
- 美しいニッポンを堪能
- 自然の美しい楽しい番組
- 魅力的なサブタイトル
- 過去の作品とトーンが変化
- バラエティ色が強い
- 新しいテーマが生かしきれていない
- 3話がテーマでつながっていない
- オムニバスの妙が伝わってこない
- 釣り番組としては爽快感が希薄
- 釣りの初心者に対するフォローが足りない
- 青森編のキャスティングは、サブタイトルからイメージできない
- 青森編には笑いを期待していたのだが
- 道場六三郎の登場の仕方は自然で良い
- 長野編は夫妻の楽しい雰囲気がよく出ていた
- 夫妻の会話のテンポが良く微笑ましい
- 沖縄編は素人にも分かりやすく描かれていた
- 沖縄編はジローラモのソロでよい
- 出演者のキャラクターを引き出せばインパクトがあったはず
- 釣った魚を調理するプロセスも見たい
- ビールを飲むシーンがわざとらしい
- カジキとの格闘はあっさりしていた
- 魚と人間との闘いを見たかった
- 釣りのハプニング性を見たい
- 青森編と沖縄編はゲストの関係性が分からない
- キャラクターへの当て込みが強すぎ
- キャラクターの生かし方が気になった
- ナレーションは軽快で楽しい雰囲気
- “気になる人はいませんか?”という問いかけには目が止まった
- 料理の紹介や地元の人との交流が少ない
- ロケ地の特色を取り込むべき
- 釣れなかった場合を考えて用意しているものが多過ぎ
- キー局が作っている番組と変わらない。もっと泥臭くても良いのでは
- 最後はテーマにつながるコメントを期待
などのコメントが寄せられた。
これらの意見を受けて、番組を担当したTSSプロダクションの八木太朗チーフディレクターは、
- シリーズ8作目で企画に悩んだ
- テーマは最初から決めていた
- テーマに基づいてキャスティングをした
- 釣りを通してゲストの素顔を見せたかった
- 高橋・三船夫妻の違った面を表現できたと思う
- 狙いの魚は、釣りに興味のない人にもよく知られているものを選んだ
- めったに釣れない大物カジキ釣りに挑戦した
- 料理のシーンは反省している
- 釣れなかったことを想定したネタは事前に用意している
など番組制作の現状を、委員からの意見や質問に対する回答を交えながら発言。
積極的な審議が行われた。
- 次回番組審議会
- 2007年9月21日(金)11:00~
<議題>『ANSWER いかにヒロシマを語り継ぐのか』
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・大野徹副委員長・山田知子委員・池田明子委員・徳永修委員・西島俊哉委員・眞田奈津基委員・荒木史子委員(順不同)。