2009年2月度 TSS番組審議会報告
とき:2009年2月23日(月)
ところ:TSS本社会議室
報告事項
審議に先立ち、まず事務局より、BPO(放送倫理・番組向上機構)活動報告およびTSS1月度視聴者対応状況報告が行われた。
審議
『情熱企業~知恵の創造者たち~』(1月25日午前6:15~6:30放送)
- 地元企業をクローズアップして紹介する良い番組
- 中小企業の経営者に希望や力を与える
- 放送時間が短く、経営者の哲学を拾いきれていない
- 放送時間・内容とも、見せ方に工夫が必要
- アイデアがカタチになる過程など、種あかし的な展開も有りでは
- 産学連携の際、企業と大学のマッチングが成立するまでの過程も紹介して欲しかった
- 紹介された技術を応用した製品についてもフォローして欲しかった
- 1話で2社のエピソードを紹介しているが、後半が尻切れトンボになっていて残念
- テレビでインパクトだけ見せて、詳しくはウェブでという手法をもっと究めて欲しい
などのコメントが寄せられた。
これらの意見を受けて、番組を担当した川口修治プロデューサーは、
- 暗い世相に、何か明るい話題を提供できないかと考えた
- 知恵を使って世の中に役に立つものをつくり、それが消費者に届くまでの過程を追った
- 広島には優秀な技術力を持った企業が多く、そのモノづくりにフォーカスすることと、経営者の哲学も含めて紹介することで、見ている人に生きていくヒントを得てもらえるのではないかと考えた
- ウェブへの誘導は、ローカル地上波の今後のあり方も考えながら構成した
企画意図の説明を交えながら発言し、活発な意見交換が行われた。
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・山田知子委員・中嶋健明委員・徳永 修委員・荒木史子委員・上田茂則委員(順不同)