2010年1月度 TSS番組審議会報告
とき:2010年1月25日(月)午後5時
ところ:広島市中区 オリエンタルホテル会議室
報告事項
審議に先立ち、まず村上隆治編成局長より視聴率動向についての報告が行われ、次に事務局よりBPO(放送倫理・番組向上機構)の活動状況やTSS11~12月度視聴者対応状況についての報告が行われた。
審議
自社制作番組『スポっちゅTV年末スペシャル 鯉ツアーズin韓国~初体験だらけのソウル珍道中~』<12月30日(水)午後5時放送>
委員からは
- 韓国の新しい魅力を発見できた
- 韓国のトレンドや文化を幅広く知ることができた
- 韓国の歴史などの情報がもう少しあればさらに良かった
- 韓国について知らないことを教えてもらった。程よく学べて、程よく楽しめた
- お笑い番組を作れば視聴率が取れるという風潮の中、この番組は真面目さもあって良かった
- 初回放送と再放送のいずれもリアルタイムで見たが、“年末スペシャル”というよりは年始にゆっくりのんびり見たい番組
- 途中からでも見逃した感のない、多忙な年末にぴったりの、楽しく軽くテンポの良い番組
- 気軽な番組で楽しめた。視聴率(9.6%)も良かったのでは
- 前田(健)選手・天谷選手は爽やかな人選
- 選手たちの素顔を引き出すという意図が裏目に出て、選手たちがただの若者になっていた。選手たちには格好よく、砕け過ぎずにやって欲しかった
- 若い選手にあの程度は許されるのでは。悪い印象は持たなかった
- 選手二人は明るく元気、素直で礼儀正しく、下手な芸能人より地元の関心も高く、喜んだファンも多いはず
- 司会役の2人も含め4人がお互いの役割をよく心得ていた
- 選手のどちらが女性に人気があるかはどうでもいい。キムチづくりの情報などをもっと丁寧に押さえてもらいたかった
- 買物シーンでスタッフが映り込むなど目障りな部分があった
などのコメントが寄せられた。
これらの感想や意見を受けて、担当のスポーツ部・清水孝暁は、
- 番組の主旨としては、スポーツ選手二人の人柄の良さを伝えたかった
- 二人とも昨シーズンは苦しんだが、彼らの力で楽しい番組に仕上がった
- プロ野球選手としての尊厳は守るべく配慮したつもりだが、本人たちが遊び過ぎた部分はあったと思う
- 中身を詰め込み過ぎた。ロケハンもせず、行き当たりばったりの取材になったなど反省点も多々あった
などと発言し、活発な意見交換が行われた。
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・山田知子委員・池田明子委員 中嶋健明委員・大野主税委員・徳永修委員・荒木史子委員(順不同)