2010年3月度 TSS番組審議会報告
とき:2010年3月25日(木)午前11時
ところ:広島市南区 TSS本社会議室
報告事項
審議に先立ち、村上隆治編成局長より、TSS4月番組改編およびTSS開局35周年事業の概要についての報告が行われた。次に事務局より、BPO(放送倫理・番組向上機構)の活動状況やTSS2月度視聴者対応状況についての報告が行われた。
審議
見て知って驚く情報バラエティ『ディス イズ ペットライフ!』
<3月13日(土)午前10時45分放送>
委員からは
- のんびり楽しく見ることができた
- 盛りだくさん過ぎたが、それはそれで楽しい
- 盛りだくさんで忙しく、消化不良に終わった
- 情報はたくさんあったが、それぞれ細切れで仕込み不足
- 情報が中途半端。犬のしつけの説明も話が途中
- 動物好きで期待して見たが裏切られた
- ペット愛好家向け番組としても、情報バラエティとしても、中途半端
- ペットを通じて家族が一つの部屋に集まっている様子から、昔の大家族、一家団欒の良さが思い出された
- リポーター4人とナレーター2人は多過ぎたのでは
- リポーターらしいコメントがあまりなかった
- クワバタオハラはよくまとめていた
- ネコカフェはネコのストレスが心配
- アイリッシュウルフハウンドのことは目新しい情報
- メダカなど珍しい品種の紹介もあり、事前によく調査されていた
- 営業的部分も堂々とやっていて、かえって違和感なく見ることができた
- 飼い主があまり登場しなかった。ペットライフという言葉から想像する日常感は番組から感じられなかった
- 人と動物の信頼関係をもっと描くべきだったのでは
- ペットライフという番組だが、人間の身勝手さが目についた
- この番組をこの時間帯に編成したという意図が理解できない
などのコメントが寄せられた。
これらの感想や意見を受けて、企画制作部の池本逸司は、
- 連続番組であれば各論でやれるが、単発番組のため詰め込みの総論にならざるを得なかった
- メダカ、ネコカフェなど、以前別番組で取り上げた話題も含まれたが、時間的な問題も含めリサーチが及ばなかった
- アイリッシュウルフハウンドはオオカミから家畜を守るために作られた品種で、オオカミがいなくなって一時は絶滅しかかったが、愛犬家によって再度繁殖され、現在日本でも80頭飼育されている。そういったエピソードなどをもっと盛り込むべきだったと反省している
などと発言し、活発な意見交換が行われた
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・山田知子委員・池田明子委員 中嶋健明委員・徳永修委員・大野主税委員・荒木史子委員(順不同)