TSSテレビ新広島

2010年4月度 TSS番組審議会報告

とき:2010年4月23日(金)午前11時

ところ:広島市南区 TSS本社会議室

報告事項

TSS永野正雄社長より、平成21年度の決算総括、22年度の経営方針などの報告が行われた。次に事務局より、BPO(放送倫理・番組向上機構)の活動状況やTSS3月度視聴者対応状況についての報告が行われた。

審議

新番組『情報チャージ 知りため!』
<毎週土曜あさ9時55分放送~4月10日放送分>

委員からは

  • 情報量が豊富で、内容も濃い。県外まで幅広く、また深く取材されていた
  • ニュースダイジェスト、グルメ、天気など、受け手には旬な情報が盛り沢山。1時間半という長さだが、テンポも良く、飽きずに楽しめた
  • のんびりモードの土曜午前枠に盛り沢山の情報を!という番組コンセプトは間違っていない
  • 土曜の午後もしくは日曜の朝からすぐに役立つ情報をさらに期待
  • ニュースダイジェストは、時間を長くしてもっと掘り下げないと、グルメ情報の前座にしか見えない
  • グルメ情報は、行ってみたくなる所ばかりで、メモを取りながら見た
  • グルメ情報は、“満点ママ”をそのまま放送するのでなく、リポート部分を再編集した方が違和感がないのでは
  • スポーツ情報は、カープとサンフレッチェだけでなく、他のメディアが取り上げないようなマイナースポーツや青少年選手などにも光を当てて欲しい
  • “以外性商品企画”では、商品情報をもっときちんと見せるべき
  • コメンテーターの人柄がよく出ていて、やりとりも楽しめた
  • コメンテーターの表情が良く、視聴者と情報を共有している感じがした
  • コメンテーターは、視聴者の代弁者でなくてはならないが、お膳立てができすぎていて、割り込んだり絡んだりができていない
  • TSS屋上からの天気予報は、心が開かれるようで晴れやかな気分になれた
  • 生放送でやることの意味を考えると、天気ぐらいしか必要性がない
  • 番組の出演者構成や進行もほぼ予想した通りで、新鮮さに欠ける
  • 番組タイトルと番組内容にズレが感じられる

などのコメントが寄せられた。

これらの感想や意見を受けて、企画制作部長の初谷規余子は、

  • 初回放送を見てもらったが、2回目は相当変えた。特に初回は木村拓也氏の訃報が入り、予定していたレギュラーパターンもできていなかった
  • 2回目ではニュースダイジェストも報道部のデスクが出演してNPT会議について詳しく基本から解説するなど、掘り下げも行った
  • 現在はまだ毎回反省をしながら、自転車操業で改善している段階
  • みんな全速力で走っている状態だが、長丁場に向けて少しづつスピードを下げて行きたい

などと発言し、活発な意見交換が行われた。

<出席委員>
松浦雄一郎委員長・大野徹副委員長・山田知子委員 池田明子委員・中嶋健明委員・大野主税委員・石井宏和委員(順不同)
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