TSSテレビ新広島

2010年5月度 TSS番組審議会報告

とき:2010年5月21日(金)午前11時

ところ:広島市南区 TSS本社会議室

報告事項

事務局よりBPO(放送倫理・番組向上機構)の活動状況やTSS4月度視聴者対応状況についての報告が行われた。

審議

『TSSスーパーニュースFNN』
<月曜~金曜午後5時54分放送~5月11日・12日放送分>

委員からは

  • この時間帯のニュースを各局見比べたが、最も落ち着いて見ることができた
  • 全国ニュースとローカルニュースともに、キャスターの組み合わせが良い
  • ローカルメインキャスターの石井さんは、堂々としていて頼もしい
  • キャスターの感想など、変なリードがなくて良い
  • 全国ニュースとローカルニュースのバランスが悪い
  • 全国ニュースとローカルニュースの切り替えが複雑
  • ローカルのキャスターが冒頭でコメントするが、全国ニュースを見ている間に印象が薄れてしまう
  • フジテレビでは16時台からニュースが始まっているので、広島における全国ニュースの冒頭が不自然
  • オープニングは工夫して良くできている
  • フジテレビのスタジオは、人の出入りが多過ぎて疲れる。存在感の薄い人もいる
  • 各局がグルメ番組などを放送する時間帯に、報道色の強いニュースをしっかりやっている
  • 新聞・テレビよりインターネットという若者が増えているのは、マスメディアの報道が似たり寄ったりになっているからでは
  • インターネットのブログなどと異なり、テレビは誰の発言か公開されたメディア。誇りを持って姿勢を貫くべき
  • 秋葉市長の帰国報告や空港アクセス問題など、重要な話題を端々と扱い過ぎ
  • 空港アクセス問題で、“定時性の確保”と言われても、意味がわからなかった。行政が発表した言葉をそのまま使っているのでは
  • “期待感を示した”は“期待していた”でよいのでは。仰々しくない言い回しを心がけるべき
  • 岐阜県の外国人看護師研修の特集は、広島の現状フォローをもう少し掘り下げて欲しかった
  • 元広商野球部監督の訃報VTRで、別のBGMが流れた。その後のお詫びはよくできていたが、本来あってはならないこと
  • 鳩山首相について“うそつき王”の字幕を乗せていたが、公の電波としてどうか

などのコメントが寄せられた。

これらの感想や意見を受けて、報道部長の原田典佳は、

  • 客観性を保つことを心掛けつつ、ニュアンスもできるだけ伝えていきたいと心を配っている
  • 11日の特集はKTVの制作だが、12日の特集はTSSの制作で近畿中四国ブロック各局に送っている
  • 空港アクセス問題では、言葉が疎かになっていた。日頃からわかりやすく伝えることを心掛けているが、必ずしも結果が伴っていない。一層厳しく指導していく
  • 訃報VTRのBGMの件は、反省し再発防止に努める。ニュースは自分たちの商品であり、それをきちんと送り出せなければ何にもならない

などと発言し、活発な意見交換が行われた。

<出席委員>
松浦雄一郎委員長・山田知子委員・池田明子委員・中嶋健明委員 徳永修委員・荒木史子委員・大野主税委員・石井宏和委員(順不同)
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