2011年1月度 TSS番組審議会報告
とき:2011年1月19日(水)午後5時
ところ:広島市中区 オリエンタルホテル会議室
報告事項
事務局より、BPO(放送倫理・番組向上機構)の活動状況やTSS12月度視聴者対応状況について報告した。
審議
『2010カープ年末スペシャル マエケン×マー君タメトーク』
<12月30日午後5時放送>
委員からは
- ハンカチ世代のトップで活躍する2人をよく引っぱり出せたと思う
- 2選手の爽やかなキャラクターに好感が持てた
- 初トークの場所に甲子園を選んだのも良かった
- マエケンがマー君をライバルとして認めていて応援したくなった
- 同期で球界を盛り上げていこうという話は聞いていて気持ちが良かった
- 今年の2人の活躍がとても楽しみになった
- 88年会の立ち上げや防御率争いの提案に好感を持った
- 自分のプレイを子どもに見てもらいたいので、早く結婚して子どもをもうけたいという話に胸を打たれた
- マエケンの魅力を再発見できたのは、番組が成功している証拠
- トークに深みはなかったが、22歳の若者の等身大の姿を映し出していた
- もっと突っ込んだ話を聞くために、司会を入れた方が良かったのでは
- トークを補うためにボウリングを入れたのか。それはそれでバランスがとれていた
- 2人はボウリングという野球とは別のスポーツでも集中力を発揮していた
- ボウリングは長過ぎた。2人より女子アナの方が盛り上がっていたのが気になった
- バラエティ-性もあり、野球を知らない者でもそれなりに楽しめた
- 本放送は年末の夕方、再放送は年始の早朝という放送時間では、生で見る人は限られていたのでは
- 放送時間帯は悪くても、見たい人は見たということか。視聴者を引きつけたのは2人の人選
などのコメントが寄せられた。
これらの感想や意見を受けて、これに対し番組制作を担当したスポーツ部長・伊藤喜一郎と清水孝暁は、
- カープ関連番組は、各局が年末年始の恒例として制作する中で、毎度悩みながら作っている
- 昨年大活躍した前田健太を中心に作ることは当然だったが、色々経緯もあり、“これからの球界を背負う2人”として交渉し成立した
- スーパースター同士なので、ローカル番組にはなかなか出演しないが、同系列で楽天の地元である仙台放送と協力することで実現した
- 2人とも超多忙なため、スケジュールが押さえられたのは半日しかなく、限られた時間内に有効に話を引き出すことに力を注いだ
- 甲子園ではいきなり初対面という感じで始まったが、時間経過とともに2人の距離感が縮まっていく様子を見てもらいたかった
- 放送時間帯を考慮して、野球論議や突っ込んだ話はあえて避け、軽い作りをした
などとコメントし、活発に意見を交換した。
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・池田明子委員・山田知子委員・徳永修委員・村上栄一委員・荒木史子委員・石井宏和委員(順不同)