2011年2月度 TSS番組審議会報告
とき:2011年2月21日(月)午前11時
ところ:TSS本社会議室
報告事項
事務局より、新任・大下洋嗣委員の紹介と、BPO(放送倫理・番組向上機構)の活動状況やTSS1月度視聴者対応状況の報告があった。
審議
『情熱企業~知恵の創造者たち~』
<2月6日午前6時45分~7時放送分>
委員からは
- 地域社会に貢献する番組
- 広島の企業の頑張りが伝わってくる
- 短いながら中身のあるタメになる番組
- 15分間に詰め込んでいる情報量に驚いた
- モノを作る企業の強さを広くPRできたのでは
- ヒントを得た企業、経営者も多いはず
- 紹介された会社の人たちの励みにもなったのでは
- データ・数値などに説得力があり、医師のコメントもわかりやすかった
- 石井アナウンサーのMCはスマートでいい
- 15分番組にナレーターの男女を含め3人の声が入っているが、それぞれ内容に合った使い分けがされていて雑多な感じはしなかった
- 社長のコメントにも“ハイテクをサポートするためのローテク”など、とてもいい言葉があった
- 社員の説明もわかりやすく、適材適所の人員配置がされている
- 番組の導入部分はCMの続きのようで、いつ始まったのかわかりにくかった
- アニメの“もうけの落とし穴”は不要なのでは。甲高い声で聞き辛かった
- “経営資源の選択と集中”という言葉が出てきたが、何が選択で、何が集中なのか具体的に示して欲しかった
- 会議のシーンはおざなりな感じで、開発者の情熱を伝えて欲しかった
- 紹介されているのは優良企業だが、そこに至るまでの苦労も伝えて欲しい
などのコメントが寄せられた。
これらの感想や意見を受けて、番組制作を担当した亀井琢也と八木太朗は、
- TSSの営業担当者が制作に参加して、企業の思いを取り入れて作っている
- 石井アナウンサーのコメントはすべて本人が自分で考え、自分の言葉でしゃべっている
- 放送時間は早朝だが、メインターゲットはビジネスマンや経営者なので、あえて家族が揃う時間帯を避けている
- 企業・開発者が長年の研究・実績を積み上げて作り出した技術を、取材者が1~2日の勉強で理解し、さらに伝えようとしても追いつかない場合もある
などとコメントし、活発に意見を交換した。
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・池田明子委員・山田知子委員・徳永修委員 村上栄一委員・荒木史子委員・大下洋嗣委員(順不同)