2012年10月度 TSS番組審議会報告
とき:2012年10月31日(水)午後2時
ところ:TSS本社会議室
審議
フジテレビ制作『アイアンシェフ』
<10月26日(金)午後7時00分~8時54分(初回2時間SP・毎週金曜日19時57分放送)>
当番組は、1990年代に“料理の格闘番組”として大ヒットし、世界80カ国でオンエアされた超人気番組『料理の鉄人』の凱旋上陸版。初回は2時間の拡大枠で放送した。
委員からは
- 食の原点は家庭の団らんにあることを上手に見せていた
- 日本の食文化を伝えたい、匠の技を大切にしたいという理念は、素晴らしい
- 視聴者の食生活に役立つヒントや情報を盛り込むと、別な楽しみ方もできる
- 料理人がオープンキッチンで戦うという概念がない時代の番組として、『料理の鉄人』は衝撃的だったが、それが当たり前となった今の番組として、『アイアンシェフ』は今後10年間を見越した強烈なコンセプトが感じられず残念
などのコメントが寄せられた。
これらの感想や意見を受けて、稲垣編成局長は、
- 初回放送は説明過多になりやすいが、今後1時間番組になった時にどう変わっていくかがポイント
などとコメントし、活発に意見を交換した。
続いて事務局より視聴者対応状況などについて報告があった。
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・大野徹副委員長・山田知子委員・池田明子委員・徳永修委員・荒木史子委員・村上栄一委員・大下洋嗣委員・細羽雅之委員(順不同)