2014年6月度 TSS番組審議会報告
とき:2014年6月20日(金)午後2時
ところ:TSS本社会議室
審議
第23回FNSドキュメンタリー大賞 ノミネート作品『走る!蹴る!笑う!~アンプティサッカー・アフィーレ広島の1年~』
<5月25日(日)正午放送>
委員からは
- “ハンディキャップ=弱者”ではなく、強い心をもって生きていることに感動した
- 障害者というより一人の人間としての葛藤や成長を淡々と描いた番組
- 余計なお涙頂戴がなく違和感なく視聴できた
- メンバーの思いやバックグラウンドを1年かけて取材し、変化の過程を見ることができたので、感情移入がしやすかった
- 感情の起伏は少なくても、メンバーの思いを確実に伝えており、感動以上のものを感じさせてくれた
などの意見が寄せられた。
ナレーションについては
- “ボク”が誰の視点なのか、わかりにくかった
- 番組終盤で“ボク”を明らかにしたのは、驚きがあって良かった
- 渡部豪太の抑えた語りが良かった
など賛否両論あった。
これらを受けて、菱野将史ディレクターは、
- サッカーを通して変わっていくメンバーのありのままの姿を紹介したいと思った。しかし、日々の変化は微々たるもので、それに気づくのが大変だった
- 壮感たっぷりに描くのは違うと思い、その点に気をつけて制作した
などとコメントした。
続いて事務局より視聴者対応状況などについて報告があった。
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長・山田知子副委員長・徳永修委員・荒木史子委員・村上栄一委員・山下ミカ委員(順不同)