2016年7月度　TSS番組審議会報告

とき：2016年7月27日（水）午後2時

ところ：広島市南区のTSS本社会議室

審議

フジテレビ系列全国２８局ネット『ニッポンを釣りたい！』
＜６月２６日（日）午後４時５分放送＞

の審議に入った。

委員からは

• 最初に“釣りでニッポンを元気に！”というテーマを掲げ、番組の狙いを視聴者にイメージさせたのが良かった
• 昨年までの取り組み方とは異なり、新しい視点が入っていて、従来とは違う釣り番組を見せてもらった
• 社会的に関心のあるテーマに意欲的に取り組み、番組のポテンシャルを上げていた。今後、“釣り・旅・グルメ＋α”というスタイルが、当番組のスタンダードになる可能性を感じた
• バラエティ色をあまり表に出さず、これまでと違った雰囲気で制作していて、今後はそうした構成で番組が進化していくのではないかと感じた
• オムニバスの３編それぞれに課題を設けたのは良いが、それが狙いどおりに上手くいったかどうかがわかりにくい
• 伊豆諸島編で、狙った魚が釣れず、番組の軸になっていた最後の〆の部分が弱くなってしまったのは残念

などの意見が寄せられた。

これらを受けて、番組プロデューサーの栗原昌哉は、

• 釣りをしない人も誘い込む点で、３編全部に“なぜそこで釣りをするのか”というテーマを設けたことは成功だった
• ファミリー層や子どもたちにも見てもらえるように、ナレーターを変えた。１７年間使ってきたタイトルロゴも変更し、構成作家もバラエティ寄りの構成作家に変えて取り組んだ。雰囲気が変わったと思っていただけたことはうれしい
• ３話をシャッフルした昨年までの番組構成がわかりにくいというご指摘を受けていたので、しっかり見せるところはしっかり見せて、1話だけを切り分けた構成にした

などとコメントした。

＜出席委員＞

松浦雄一郎委員長・山田知子副委員長・徳永修委員・荒木史子委員・村上栄一委員・大下洋嗣委員・細羽雅之委員（順不同）