2019年7月度 TSS番組審議会報告
とき:2019年7月31日午後2時
ところ:TSS本社会議室
審議
フジテレビ系列全国ネット『ニッポンを釣りたい!オオウナギVS巨大マグロ 芸能人全力対決』
〈2019年6月30日(日)夕方4時5分 放送〉
の審議に入った。
委員からは
- 番組の冒頭で何が釣れたかを見せた後、どのように釣れたかを見せる構成で、その過程の見せ方にも工夫があり、飽きずに視聴できた
- ドローンで撮影したシーンは魚影が映し出されていて素敵だった
- 獲物も場面展開もハプニングも豊富で飽きなかった
- 異種総重量対決のルールについて、もう少し分かりやすく説明した方が良かった
- メンバーの体重を加算するハンデ戦なので、石垣島コンビより西表島トリオにアドバンテージがあるドキドキ感を出そうとしたのだろうが、視聴者には分かりづらかったかも
- 西表島チームは釣りではなく捕獲している感じで、釣りを通して人生を映し出す『ニッポンを釣りたい!』としては違和感があった
などの意見が寄せられた。
これらを受けて、TSS編成部の宮﨑隆史とTSSプロダクションの八木太朗は、
- 釣りに興味がある人ない人、どちらもが楽しめる番組づくりをめざした
- マグロ一辺倒だった昨年は、絵面が変わらない、最後まで見るのが辛いなどの声があったので、バラエティ要素を加えて石垣島と西表島に分かれる展開を考えた
- 観光産業の発展が著しい石垣島と、頑ななまでに自然を守り続けている西表島。その両極を見せたかった
- 釣りの面白さや感動をリアルに伝えてきた番組の伝統を大切にしながら、ドローンなどを駆使した新しい見せ方にも挑戦したいと考えた
- 西表島は自然保護区域なので、獲ったものはすべてリリースした
などとコメントした。
出席者は以下の通り。
- <出席委員>
- 松浦雄一郎委員長、細井謙一副委員長、徳永修委員、荒木史子委員、山下ミカ委員、格清政典委員(順不同)