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手を携えて商機に“日”の目、“豪”快に世界展開も!
セミナー冒頭で挨拶するテイラー総領事
オーストラリア・ビジネスセミナー in 広島
インフルエンザの治療薬リレンザ、Wi-Fi、グーグルマップ…など、現代社会で使われているこれら技術を産み出したのは“オーストラリア”ということをご存知でしょうか? 在大阪オーストラリア総領事館は、日本の企業に対して「高度な技術力やノウハウをもつ我が国の産学官と手を結んで新しいビジネスを創出しませんか」「人口増加と経済成長の続く我が国で、ビジネスを展開拡大しませんか」とPRするセミナーを広島市で開催しました。参加した広島市内の30社の担当者は、総領事館の商務官から「逆の季節に着目した日本企業が、オーストラリアで生産した茶葉や米を、新茶・新酒として日本で売り出したところ、世界的な日本食ブームもあって世界展開の足掛かりになった」「多民族国家であるオーストラリアはお互いのコミュニケーションを図るために“わかりやすい英語”を使おうという意識が高く、グローバルな人材を求める日本企業が海外での研修先として活用している」など、数々の事例を聞きました。
両国間ではEPA=経済連携協定によって関税が即時または段階的に撤廃されることになりました。今後、様々な分野で日本企業の意欲とオーストラリアの研究機関や大学が持つノウハウや技術がうまく結びつけば、ビジネスチャンスは無限に広がり、両国のますますの発展につながると期待されています。