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エバンス元外相、70年目の被爆地広島で核廃絶への道筋を討議

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オーストラリアの外相を1988年から7年間務めたギャレス・エバンス氏が、広島で開催された核廃絶を目指す各国の有識者会議に出席しました。エバンス氏は外相在任中に日豪政府が立ち上げた「核不拡散・核軍縮国際委員会」の共同議長を務めているのをはじめ、世界平和に関連する多くの会議会合に、長や委員として積極的に関与しています。広島では今回、アジア太平洋地域で核兵器削減を目指す国際有識者の組織(=APLN)と、広島県が主催する「ひろしまラウンドテーブル」に核保有国の元外相らとともに出席し、核に頼らない世界への道筋づくりなどを議論に加わりました。会議を終えたエバンス氏は湯崎知事らとともに記者会見に臨み、「世界の政治指導者は被爆地を訪問すべきである」とした「広島宣言」を採択したことなど、討議の成果を報告しました。