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豪州の若手政治家が平和公園を訪問
外務省が進める「日豪若手政治家交流プログラム」の一環で、オーストラリアの若手政治家3名が2月25日、広島市の平和公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花しました。平和公園を訪れたのは、タスマニア州の下院議員、エラ・ハダットさんら3人です。この交流プログラムは政治指導者の人的交流を推進し相互理解を深めようと1991年から始まったものです。原爆資料館を案内した加藤副館長は、被爆した三輪車を示しながら「原爆は大人も子どもも無差別に殺した」と説明。一行は、時折顔を曇らせながら、熱心に聞き入っていました。ハダットさんは「前もって本や資料を読んではいたが、原爆がもたらした現実を目の当たりにして強く感情を突き動かされた。二度とヒロシマを繰り返してはならない」と話していました。