広島日豪協会

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豪流POST(9) 藤井成美さん

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    パース市内
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    オーストラリアの友人家族と藤井さん
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    ロットネスト島のビーチ
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    スワンバレーのワイナリー
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    フリーマントルのマーケット
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    ロットネスト島のビーチ

昨年、広島日豪協会に入会された藤井成美さん。19歳の時から2年間オーストラリアへ留学していた藤井さんが、第二の故郷パースの旅行記を寄せてくださいました。

約10年前、私は西オーストラリア州のパースへ留学の為、渡豪しました。留学先をオーストラリアに決めた理由の一つ目は、寒さが苦手なこと。二つ目は、小さい頃から英語を話せるようになり海外で生活をしてみたいという夢を持っていたからです。なるべく日本人が少ない場所へ行って英語を勉強したいと思い、オーストラリアではダーウィンとアデレードに次いで日本人の少ないパースに決めました。

留学期間中のある日曜日に、語学学校で知り合った韓国人の女の子とパース市内から30分電車で離れた港町、フリーマントルへ行きました。イタリア系移住者が多いということもありイタリア料理屋やイタリア系のカフェが多いのと古い街並みがまだのこっており、とても雰囲気が良く綺麗な街に心奪われました!

それから2年弱、パース市内のカフェで働くようになり、そこで仲良くなった友達と、仕事やプライベートで充実した暮らしを送りました。

そんな約9年前の生活を振り返りたくなり1月7日から一週間パースへ行ってきました。

滞在中は、9年前にとてもお世話になった私のオーストラリアのおじいちゃんとも呼べる、トレバーさんの家に泊まらせてもらい、昔の話で盛り上がりました。

二日目からはゴールドコーストに住んでいる友達が私に会いにパースまで来てくれて、3人でパースの沖にある島、ロットネスト島へ泳ぎに行きました。季節は日本の真逆で、その日は38度ありとても暑い日でしたが、エメラルドグリーンの海に、ロットネスト島ににしか生息していない可愛い動物クォッカにも会えて、最高な1日でした。

そのほかにもパース市内から北へ30分程度離れたところにスワンバレーと呼ばれるワイナリーがあり行ってきました。雲ひとつない晴天の中、美味しいワインを試飲したり、チョコレート工場やチーズ工場へ行ったりと充実した日々でした。

そして何より、思い出の地フリーマントルへ行きました。昔と変わらず古い綺麗な街並みと焼きたてのパンとコーヒーの香りが漂う街を昔を思い出しながらふらふら歩いたり、リトルクリエイチャーと呼ばれるビール工場で昼間からビールを飲んだり、9年前に住んでいた時の休日によくしていたこととほぼ変わらない1週間を過ごしました。

私にとってパースは第二の故郷です。

今の夢は、いつかその第二の故郷へ母を連れて行き、昔私がしていた生活を見せたいです。